~ 「楽しい」ひとときこそ、育ちの芽が伸びる ~

 

 寒さが身にしみるようになりました。木々の葉が赤や黄色に染められ紅葉の美しさも束の間、枯れ葉に変わり散っていく様子に冬の訪れを感じ、もの悲しく心も寂しくなる季節ですね。子ども達は、季節の変わり目を五感でしっかりと感じているようです。

 

 何気ない普段の生活の中でふと立ち止まり、「どうして葉っぱは色が変わるの?」「この実は何?」いろいろな気づきや疑問を持つ。好奇心の芽が育つ瞬間です。その関心にどのくらい真摯に受け応えできているか、が大切ですよね。小さな気づきを丁寧に拾い上げることで、視野が広がるきっかけとなります。子ども達の興味の扉を開ける芽を摘まないように育てていきたいですね。

 

 それには、おとなにもゆとりが大切。お父さん、お母さんは忙しい毎日ですが、ほんの少しでもリラックスできる時間を持ってくださいね。なんて言っているうちに子ども達のイタズラな声が聞こえてきます。「もう まったく・・。」と子ども達のパワーについていけないおとな達ですね(笑)

 

 10月の最終日はハロウィン。子ども達は、法人の「そよ風」さんまで変装して散歩し「トリックオアトリート!」とおまじないをすると、利用者様よりお菓子をいただいてホクホク笑顔で帰ってきました。温かい交流となりました。

 

 子ども達にとって、この日は、ワクワク、ウキウキするのでしょうね。昔、私の子どもの頃は、七夕やお盆頃に浴衣姿に提灯をもって「ローソク出~せ 出せよ!出さないとかっちゃくぞ(引っ掻く)!」と友達と近所を周り、浴衣の袂にいただいたローソクをためていくことが楽しかったなぁと思い出します。あっ!保護者のみな様は経験してないかな・・。おじいちゃん、おばあちゃんの時代でしょうか!北海道版ハロウィンですね。思い出は、後に子ども達の育ちの一部となっていきます。

 

 楽しいことよりも不安や心配な出来事が続いている世の中。子ども達の10年後、20年後の未来はどうなっているのだろうと危惧します。子ども達の経験や興味関心の幅を広げ、自らやってみようとする、仲間や友達を大切にする、何が良いことで、してはいけないことを判断できる社会性や道徳性を、何気ない毎日の生活の中で、学び、気づき、やってみようとする力になるように、その時を精一杯楽しみ、悔しがり、哀しみ、嬉しいと感じる心育ちを大切にしたいですね。子どももおとなも褒められると成長の扉が開きますよね。

令和4年11月

 


~ 達成感って気持ちいい ~

 

 11年ぶりに晴天で終えた運動会。コロナ禍3年目、分散ではありましたが、子ども達の元気ないつもの姿を見てみいただくことが出来てとても嬉しい限りです。たくさんの応援とご協力をいただき、ありがとうございました。

 

 年長さんの取り組む姿に刺激と憧れを持ち、「同じように出来るようになりたい」「あ~悔しい!もう少し」と自らチャレンジする姿は、今の保育に必要と言われる「主体性」が育っている証拠。出来たとき、それ以上の出来栄えに心を揺さぶる嬉しい気持ちが全身にあふれる。それを自分の事のように喜んでくれる保育士や友達。「しあわせ」を感じる瞬間。この気持ちは、出来なくて何度も失敗し、繰り返しチャレンジする時の悔しい感情が大きいほど心地よい気持ちとなってさらに膨らむのでしょうね。

 

 そして本番。我が子の姿に期待と上手くできるかなと思う気持ちで見守りくださる保護者のみな様の熱い思いを受けて、緊張感と共に見てほしいと思う心が、「成功したい」気持ちとなって芽生えるのでしょう。過度にならない期待感を子ども達に伝えてくださる保護者のみな様の素晴らしさがひとつの達成感へとつながっていくのだと思います。まだまだ小さなお友達も、この雰囲気が環境として少しずつ引き継がれていき、「最後まで諦めない心」まごころイズムが良いかたちでずっと続いてほしいと願います。

 

 さて、静岡での園バスに置き去りになり命を無くした痛ましい事故。私たちも人ごとではありません。その一つが朝夕の子ども達の体調や人数確認です。お預かりしたお子様のようすを玄関のチェック番の保育士がお伺いし、担当保育士に伝達します。日中のクラス保育はもちろんですが、朝夕の混合保育では30分ごとに人数確認をしています。

 

 しかし、連絡が入らないと、園に向かっている途中で何かあったのでは?など考えます。また、連絡がないと登園を待ちますので、例えばその日戸外活動保育を計画し、その活動ができず保育を変更することになります。保育士は楽しみにしている活動を遅くなっても実践したいと考えますが、その後の生活時間を考えながら実践するため慌ただしくなり、いつも起きない事故に繋がる可能性があります。朝は忙しいですが、大人も子どもも少しでもゆとりの中で事始めしたいですね。子ども達の安心安全を大切にするためのご協力をお願いいたします。また、通院等で時間がかかり遅くなる場合に、給食は調理後2時間以内で食するきまりがあります。給食を提供出来ない場合もありますことをご承知お願いいたします。

 

 何があるかわからない世の中。子ども達にはその場で考え行動できる「生きる力」をたくさん身に着けてほしいですね。子ども達への後押しを家庭と保育園とスクラムを組み、たくましさが育つよう一致団結!頼もしい応援団でいたいですね。

 

令和4年10月

 


~天高く馬肥ゆる秋 深呼吸していきましょう ~

 

 9月は食物が実り、気候も穏やかな日が多く心も体ものびのびとする季節ですね。夏は湿度の高い日が多く、たくさん汗をかきながら暑さに負けず日に日に肌が焼けていく子ども達。水遊びの時の歓喜の声。聞いているだけで元気をもらえます。

 

 暑さの中でも大きいクラスは、縄跳びに挑戦し何度も何度も「あと1回」と跳べた回数が増えることを喜び、鉄棒にも挑戦。空中逆上がりが出来るようになった年長さんも1人2人と増えてきました。自分の目標を立て挑戦する姿に、保育士は出来た時の喜びが本人よりも大きく、褒めてくれる言葉にさらに挑戦に繋がる子ども達。「やる気」が自然と波紋のように広がっていく。やってみたいというあこがれや上手くできない悔しさ。何度涙を流したことか・・。自ら「やりたい!」気持ちが芽生えることは、当たり前のことでありながらとても素敵なことでもあります。この気持ちが達成感につながり、上手く出来なかった時も次に向かう勇気へと繋がる力になっていきます。子ども達と保育士の信頼関係が深まっていくようすに、園長室でひとりニヤニヤしながら眺めては喜んでいます。

 

 最近は北海道にも台風が押し寄せ、地震回数も増えました。防災訓練や避難の意識もしっかりと持たなければと感じます。9月は防災月間です。毎年1日は法人全体で防災訓練をします。胆振地震で保育園でも使用した「緊急伝言ダイヤル171」の練習も必ず行います。今月1日~5日の9時~17時の間テスト期間です。3つの伝言をまごころ保育園の電話番号で録音しています。時間があれば再生し確認してくださいね。これは家族でも役立ちます。通信が途絶えた時の連絡手段です。使用方法を毎年配布しております。今年は新しく仲間入りしたご家庭に配布致しました。もし必要なご家庭がありましたらお声をかけて下さいね。

 

 今年度は、職員の別れと出会いの多い年ですが、出会ったご縁はいつもまでも続くと信じています。先生達が走り回って大丈夫?と心配になる保育時間帯もあるかと思います。スクラムを組み職員みんなで子ども達の成長の後押しができるよう力を合わせてまいります。いつも暖かく見守りくださる保護者、ご家庭のみな様には感謝の気持ちで一杯です。

 

「ありがとう」という暖かい気持ちを子ども達に伝えていきます。深呼吸しながら前に進んでいこう。「共育て」を大切に。

 

 令和4年9月

 


~島崎藤村の「雨にも負けず」そんな毎日、人になれたらなぁ ~

 

 暑い日が続きますね。湿度が高いので北海道らしいカラッと晴天ではないことも体力を奪いますね。こんな時は食欲も落ちがちですが、水分・塩分も摂れる味噌汁やスープを飲むといいようですよ。

 

 さて、先月の保育参観には暑い中、たくさんのご出席をいただきありがとうございました。いつもと違うことに気づいている子ども達。それでも平常を保とうとする姿は、素晴らしいなぁと思いました。最後に親子でのふれ合いでは、緊張感も抜けて甘えや自分を出していましたね。毎日子ども達同士や保育士と過ごす姿を想像することができましたでしょうか。

 

 ひとり一人を大切にした保育を目標の一つとしておりますが、昨年度の保育士の自己評価でしっかりとかかわりきれないことがあったという反省がありました。今年は、その反省を少しでも生かせる保育の仕方、環境、目線の広がりを工夫しながら実践中です。それでも、上手くいかないこともあり、勉強と向上はつきることがないと実感しております。さらに今年は保育士も例年より少なく、新しいパート保育士さんが仲間入りし一生懸命に支えて下さいます。が、午後には保育士さんが少なくなり、ご心配をおかけしていることもあるかと思います。世の中の人材不足には頭をかかえてしまいます。そんな時に、嬉しいニュースです。9月入ると、育児休暇中の先生がお子さんの保育園の慣らし保育を終え戻ってきます!活力復活です!

 

 コロナウィルスの感染拡大などお子様の休園や職員の休園等も生じることがあるかと思いますが、いざという時の保護者のみな様の暖かい言葉やスクラムに、私たち職員はいつも救われております。感謝の気持ちを保育に生かせるよう元気で、子ども達のパワーに負けないように、さらに子ども達からパワーをもらい、一緒に達成感で終わるような日々を過ごしたいと思います。

 

 運動会の練習も少しずつ始めています。今は、コロナウィルスの感染拡大が急激に増えていますが、中止の選択ではなく感染防止を考え、子ども達の挑戦する気持ち、最後まであきらめない気持ちをどのように発揮するかを考慮した行事の取組みを行っていきます。縮小もあるかと思いますが、子ども達の成長の姿を共に喜び合い、何ごとにも挑戦していく勇気と相手の心に手が届くような優しさにあふれた子ども達へと成長してほしいと願います。夏バテを吹き飛ばし、暑い夏を思いっきり楽しみましょう。そのためには、基本的な生活習慣を今一度おさらいして、健康第一!プラス思考でいきましょう。

 

 令和4年8月

 


~「歯」のはなし(・・・) いつまでも白い健康な歯を ~

 

 歯科検診をしていただいた時に、虫歯はほとんどのお子さんがありませんでした。「とても素晴らしい」と褒めていただきました。嬉しいですね。しかし、いくつか気をつけることをお話しくださいました。 

  • 水よりも麦茶などを飲ませていませんか。歯にステインが着いているお子さんが意外といました。歯に茶色っぽく色が付着してしまうのだそうです。心配はないそうですが、歯磨きでは落ちないそうです。水分補給は、「水」が一番なんだなぁと実感しました。
  • 歯磨きを自分でしているお子さんも多いと思いますが、歯間や歯並びのデコボコしているところは、磨き残ししやすく、最後の仕上げをすること。特に永久歯が生えてきたお子さんや年長さんは「6才臼歯」など磨きづらいところがあるので、「仕上げ」は大切とおっしゃっていました。
  • 指吸いしているお子さんについて。上の前歯裏に指を当ててチューチューと力を入れて吸うので、指の跡が歯についている場合や前歯が前に出てきて歯並びなど永久歯に影響してくるそうです。出来れば、「3才」までにやめられることが一番のようです。でも、「やめなさい!」と言ってすぐにやめられるのもでもないので悩みますね。いろいろ試行錯誤。一緒に考えていきましょう。
  • ただし、生まれたばかりの赤ちゃんが口に指を入れてしゃぶり始める4ヶ月くらいからの指しゃぶりは、口の中の感覚を育てる大切な育ちの姿です。その場合には「成長」と微笑ましく見守りましょう。
  • 転んだ等歯をぶつけた時や下の歯が出ている反対咬合など、早めに歯科で相談することが安心に繋がります。「大丈夫!」は勲章!歯は一生ものですものね。

 

 歯を大切にするポイントは、日本人は歯が痛くなってから歯科に行くことがほとんど。大人も機械が並び金属音がすると「怖い」と尻込みしますよね。外国人は虫歯や歯並びなど悪くならない前に歯科へ行くそうです。誕生月や定期的な歯科検診をすることが大切ですね。そうすることで歯科への抵抗感も軽減するとお話くださいました。

 

 いろいろな食材を食べること。味わいや食材の食感を感じること。硬いものも良くかんで食べること。唾液が出ることで、歯も体もそして脳にも栄養が行き届く。食べることってとても大切。だからこそ、健康な歯を持ち続けることの意識を高めていきたいですね。

 令和4年7月

 


~ たまには職員の自慢話をひとつ・・ ~

 

 先日、テレビの番組で森岡毅氏という方が出ていて、ご覧になった方もいるかと思いますが、「失敗しても前向きにやってみる」とのお話しに、「そのとおりだ!」と思いながら、子ども達は、失敗しても叱られてもすぐ立ち直って3分経ったら忘れていますよね。スーパー前向きです。でも、最近は失敗しないようにする行動も見られます。「誰に、何に気を遣っているの?」と心配になることがあります。

 

 実は、職員も同じ事があります。失敗を恐れるあまり上手くできないこともあります。「失敗は後の自分の人生の力になる」と思い森岡さんのお話が刺さりました。「失敗を恐れないで~」と言い続け、今では休憩時間に職員室に集まると、子ども達の話をたくさんしています。楽しそうに笑い、「いや~かわいい~」なんて言葉はつきません。私は、職員室の中2階にある部屋で仕事をしながら「あ~素敵だなぁ」「前向きになったなぁ」なんて思いひとりニヤニヤとしています。この休憩時間は、休憩でありながら子ども達などの情報交換、連絡確認の場、また、保育事務作業の時間になります。いつも精一杯仕事をしている職員にありがたいと感謝の気持ちになります。

 

 ある時、みんなの顔が疲れているなと感じたことがありました。なにげに缶に飴を入れて、「あめどうぞ」とメモを書いてデスクの上に置いておくと、「わぁ あめだ!」「いただきま~す」と、まるで子どものように嬉しそうに頬張る職員。一粒の甘い飴が活力の一助になるんだと感じた瞬間でした。この「飴の缶」は今でも続き、なくなると誰かが補充をしてくれるようになりました。この「心遣い」にも感謝です。あっ!この飴は、子ども達には内緒です。くれぐれも内密にお願いします(笑)

 

 元気にまずやってみようとする行動派やじっくり観察し方向を見つけてから行動する派など保育士、職員も個性、得意不得意様々です。だから、子ども達から教えてもらうこともたくさんあります。まさしく共生ですね。それをいつも暖かく見守ってくださる保護者のみな様の支える力がとても大きく安心して保育をさせていただいております。いつもありがとうございます。保護者のみな様に感謝です。手前味噌、自慢話し、たまには許して下さいね。 

 

 令和4年6月

 

~ まだまだwithコロナ afterコロナを目指して~

 

 コロナ疲れにコロナ慣れ。いつになったら落ち着くのだろう・・。感染予防もちゃんとしているけれどまだまだ安心できず、するっと感染してしまうことがあります。コロナ感染症は、目・鼻・口を介して感染するそうですが、人は無意識に顔を触ってしまいます。不特定多数の場所へ出かけた場合には、手指の衛生をこまめにしっかりすることが必要と法人の看護師さんが話していました。確かについマスクを触る、目をこする等しがちですね。

 

 少しずつ生活スタイルも変化し、マスクに慣れた生活は息苦しい反面、いざしなくても良くとなると抵抗感や戸惑いがあるかもしれませんね。違和感に慣れると通常化していくと改めて感じます。「継続は力なり」ということわざがありますが、みんなで感染予防生活を継続し力を発揮したことで「withコロナ」無くすというより、上手く付き合い罹らない生活の工夫へとスイッチ替えしています。「慣れ」は気持ちの変化が起きやすく、「継続」には努力が必要ですね。そして、これからは、アフターコロナを考える時が近づいてきたように感じます。

 

 我慢を強いられてきた子ども達。でも、小さい子ども達にとっては、今の生活がいつもの生活なのかもしれません。先日、保育士が保育室で赤ちゃんと遊んでいた時に一瞬マスクを外した顔をじーっと見つめ泣き出しそうになったと戸惑いながら語っていました。笑顔や表情を交え応えることで自然と身につく感情がマスクという壁で経験しづらいことに落胆しました。最近、他者の気持ちに気づきづらくなったとも感じます。考えて行動できる基盤作りや基本的な生活習慣の継続、そしてコミュニケーションが必要と切に感じます。今だからこそ、声のトーンを変えて話をする、喜びを拍手など表現も加える。言葉がけを多く持つ、目を見て会話するなど小さな積み重ねが大切ですね。

 

 コロナは、ひとりの寂しさや辛さに気づかせてくれた一面があります。子ども達の体と心のバランスを大切に免疫力も強化したいですね。

さて、3回目の連休。「Withコロナ」どのように工夫して過ごされましたか。当たり前の生活が豊かになるよう創意工夫することが、コロナ前の生活を知っている大人の役割でしょうか。

 

 

 令和4年5月

 


 ~ 報恩謝(ほうおんしゃとく) 出会いに感謝して ~

 

 

 3月31日、にじ組12名のお友達は元気に巣立っていきました。きっと大きなランドセルを背負い元気いっぱいドキドキしながら小学校の門をくぐることでしょうね。また、残念ながらお別れした3名のお友達も新しい保育園に早く慣れてほしいな。そして、1つ進級した54名の子ども達と、新しい10名のお友達、入園進級、おめでとうございます。新しいクラスに早く慣れて、元気いっぱい仲良くあそびましょうね。出会いはご縁。大切な、たいせつな仲間です。

 

 新年度明けのお忙しい時期早々に、保護者のみな様にはご協力をいただきまして、ありがとうございます。コロナウィルスと向き合い3度目の春となりました。得体の知れないウィルスから少しずつwithコロナの意識改革が生まれはじめました。最近のオミクロン株は、小さな子ども達にも感染が広がり、密着が大好きな子ども達には、マスク顔しか見られないことと等しく経験の機会を奪われていきますね。保育園でも今までしてきたことをしないのではなく、形を変えて出来ることを考えるようになりました。しかし、実現するためには、子ども達、保護者、家族の方々のご協力無しではできないことです。いつも暖かく見守りくださる保護者のみな様には、感謝の気持ちで一杯です。この「優しさ」は子ども達の心に浸透していくことと信じています。我慢することは悪いことばかりではなく、「考える力」を与えてくれたように思います。ひとりでだめならみんなで考え合い、話し合い、行動してみる。コミュニケーションの始まりですね。

 

 今、世界で起きているさまざまな出来事には、「生きている」ことの尊さを感じることが多いですね。子ども達には、逆境にも知恵を出し合い、健康で思慮深い人に成長してほしいと願います。

 

 園名に負けないよう「まごころ」いっぱいに、子ども達の保育園生活が楽しく、毎日が元気に過ごせるよう、また、保護者のみな様と一緒に手を取り合い、子育てを楽しんでいけるよう、職員一同すべてに暖かい保育を目指してまいります。「報恩謝徳」この熟語から札幌報恩会の報恩が生まれたと聞いています。受けためぐみや恩に対して、むくいようと感謝の気持ちをもつという意味です。

 

 さぁ 新年度スタートです! よろしくお願い致します。感謝の気持ちを大切に・・。

 

 令和4年4月

 


 

~ 森羅万象 つながりをずっと ~

 

 3月は別れの季節。旅立ちの時ですね。共に過ごしたにじ組12名のお友達の卒園。おめでとうございます。期待と不安が入り交じった心境だと思います。それは、親御さんも同じですね。残念ながら退園するお友達も新しい場所へと挑戦が始まります。職員もそれぞれの人生への前進。いろいろな別れにとても寂しい気持ちで一杯です。けれども、みんな次の未来へ向かう扉を自ら開こうとしています。背中を見守り、そっと押して送り出す私たちもまた、次の扉を開いていくのです。みんな大丈夫。夢を持ち、前を向いて次の一歩を元気に踏み出してほしいと願います。

 

 出会いには意味があるといいますが、まごころ保育園が生まれて10年が経ちました。たくさんの出会いがありました。すべて大切なたいせつな出会いです。卒園したお友達もついに100名を超えました。出会ったつながりはいつまでも宝物。まごころ保育園は、「ふるさと」でありたいと願っています。嬉しいとき、寂しいとき、落ち込んだとき・・思い出してくれたら嬉しいです。会いに帰ってきてくれるともっと嬉しいです。大きくなっても時が経っても、帰ってきてほしいなぁと願っています。ホッと出来る場所であり続けたい、そして、いつでも、ずっと変わらない「まごころらしさ」を持ち続けられるように私たちも使命を目指していきます。

 

 大雪の冬も少しずつ雪の下から、木々の芽吹きが始まっています。春が近づいていることを告げるように朝早くから鳥のさえずりが聞こえます。次の未来は、決して楽な事ばかりではないでしょう。そんな時は、「諦めず最後までやり通す」まごころイズムを思い出してほしいな。

 

 自分らしくいること。そして次の一歩を力強く踏み出していきましょう。おたがいに。「森羅万象」すべてのものがいつでも、ずっとつながり続けていくこと。いつでも、ずっと応援しています。「大丈夫、大丈夫!ファイト!!」応援の声が共鳴し、つながっていくことを信じて・・。

さぁ 前を向いて 自分色の虹を架けに行こう! 未来ににエールを!

 

 令和4年3月

 


~ 不安な毎日だからこそ連携を密に ~

 

 毎日ニュースを見ると、不安や憂鬱になるコロナ感染者の数ですね。さらに進化したウィルス株の発生など先行きが見えないですね。4日から開催される北京オリンピックへの関心も深められない程ですが、代表選手のみなさんには、不安を吹き飛ばすような活躍をしてほしいですね。

また、大雪が降り、海底火山の噴火、異常気温など地球も変化の時なのでしょうか。「未曽有」という言葉を何度聞いたことか。この全ての不安を2月3日の節分の日に鬼が持って帰ってくれるといいですね。そんな思いを込めて、「短縮版豆まき」を子ども達の元気な声で(泣き声かな・・)追い払いたいと思います。また、今年こそ懇談会は保護者のみな様と集まって!と計画しておりましたが、残念ですが中止とさせていただきました。3月の卒園式は開催できるように祈るばかりです。

 非常事態だからこそ連携を大切にしていきたいですね。保護者のみな様にはいつも暖かく見守りくださり、心より感謝しております。小さな命を守るためみんなでスクラムを組み連携を強固なものにしていきましょう。引き続き、感染予防対策を大人も子どもも手を抜かず実践し続けましょうね。朝夕の検温も続けてお願い致します。お子様も家庭の方も体調がいつもと違うと感じた場合には、一度かかりつけ医へご相談し、保育園にも一報お知らせ下さい。大切な情報も正しく共有できるよう工夫してまいります。コロナ疲れをしている今日この頃・・。こんな詞を見つけました。お子さんの姿に変えて想像して読んでくださいね。

 

春に生まれたシカの子にとっては  はじめての冬  初めての雪 

この雪がとけるころ 大地はうるおい  芽吹きを誘い そのやわらかな葉を

またこの子たちが食べる 大きなリズムに 翻弄されながら 

目の前の雪に興味を抱き

先に生まれた者に 導かれて 今日あしたと生きてゆく 

 

 題:ヒューマンへのまなざし/小西貴士

 

 令和4年2月

 


 ~ 新年は「虎穴虎子(こけつこし)」冒険してみよう ~

 

 「虎穴虎子」の意味は、多少の危険を冒さないと、大きな成果や業績はなかなか得にくいということです。今年は寅年。「虎」は密林の王者ですね。生きていくために危険を顧みず、鋭い目でじーっと獲物を待ち行動を起こすと一気に得る。怖いイメージですが、勇敢な動物ですね。

 新年の幕開け、札幌の街は大雪になり、親子で雪かきという共同作業から始まったご家庭もあったのではないでしょうか。深々と降る雪に「静かな始まり」でもありました。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、どんな目標を立てましたか。コロナウィルス感染症発症から2年近く生活の変化や我慢を強いてきました。今年こそ平穏な年であってほしいと誰もが願ったのではないでしょうか。未曾有の感染症を相手に、いろいろな変化に対応し、知恵を出し合い、一人でいることの寂しさに気づき、「個」が中心の生活ですが、それでも一人ひとりがみんなでルールを守り、命を守る。これもコミュニケーション、連携しているからこそ出来るのですね。

 

 「虎視眈々(こしたんたん)」狙いを定めてタイミングを見計らう意味ですが、今まではその時期だったかもしれません。この2年間で学んだことを生かしながら、新しいことに挑戦する勇気を出していく年かもしれません。虎の子は無邪気でかわいいですね。ゴロゴロと動き回りながら周りをしっかり観察し失敗を恐れずに挑戦していく。父母(大人)の教えを受け止め実践する。そしてまた次の時代へつなぐ。子ども達にも、いろんな冒険をしてほしい。「失敗は成功の元」前向いて、さまざまなことに向き合い、興味関心を広げてほしいと願います。保育園でも年長にじ組の午睡中止をひと月前倒しして年長活動を始めました。小さな一歩ですが、後に道を造ると信じ進んでまいります。ちなみに虎の性格は単独行動が基本ですが、マイペースでもあるようですよ。

 

 今年も子育ての連携がさらに深まりますよう、保護者ご家庭のみな様と手を取り合い、暖かい保育を目指してまいります。ご理解、ご協力をお願い致します。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 令和4年1月

 


~ ささえ合うということ ~

 

 今年も残すところ1ヶ月ですね。保育園の一年間は本当に早く、運動会ができたと思ったら、次は生活発表会と次々とやってきます。子ども達は経験、体験を通して、勢い良く成長しさまざまなことを身につけていきます。

 

 最初はすべて「真似」から始まり、その物事の「意味」に気づいていくのですね。意味にも段階があり、「こういうときにはこうするんだ。」「こういうやりかたもあるんだ。」「なんで?どうしてだろう?」とその意味を理解しようとする力が生まれてきます。生活習慣やあそびを通して、幼児期にたくさんのことを覚え、心に体に染み込ませていきます。これが、「三つ子の魂百までも」ということわざなのでしょうか。未開な部分に興味、関心を持ち、あれもしてみたい、これもしてみたいと周りの環境の中で挑戦したくなるのです。本当に好きと感じたことは、ずっと続くでしょう。小さなうちにいろいろなことにチャレンジして自分の好きなことを見つけることは大切ですね。

 

 でも、やり過ぎはどうでしょうか。子どもも大人も1日24時間、食事、睡眠などの生活習慣にじっくり時間をかけることもとても大切です。やってみたい!と始めることも多いと思いますが、飽きた、やりたくないことはスパンと切り替えることも必要かもしれません。苦手、嫌いになってしまう可能性があるからです。一人ひとりがさまざまなことに関心を持つために大切なことは、一緒に向き合う仲間がいることではないでしょうか。上手にできる友達を見て、自分もやってみたいとか、あまり興味がないけど、友達となら一緒にできる。苦手だけど手を貸してくれる。あの子と同じようにしてみたい。嬉しい。悔しい。いろいろな感情が育ってきます。子ども同士気づかないうちに互いに支え合っているのですね。幼児期にいろいろな情報を解決していく力と心を育む力と等しく育ってほしいですね。

 

 生活発表会では、頭をフルに使い、心を奮い立たせて挑戦します。自分の持っている力を出し切り、上手くできた失敗したという結果ではなく、子ども達みんなで支え合う心地よさをたくさん味わってほしいですね。みんな楽しんで挑戦しようね。

 

 

 令和3年12月