~ 会話って楽しい!面白い!会話コミュニケーション ~

 

 連休はどのように過ごされましたか?桜も梅の花も一斉に「お待たせしました!」というように開花し、公園では、子ども達が元気一杯走り回ってあそんでいました。賑やかな子ども達の声が響いているのはいいものです。遊んだ思い出やお出かけしたこと、おじいちゃんおばあちゃんに会ったこと、いろいろ経験したことをたくさん「会話」していますか。会話を楽しむことはとても大切です。思い出して話す、楽しい、面白い等いろんな感情を感じることができ、話す、聞くことで心が満たされます。赤ちゃんにも伝わります。パパ、ママに「○○楽しかったねぇ」と笑顔で話しかけられると、嬉しい、楽しい感情が育ち、いつの間にか笑顔になっていますよ。ぜひ、会話コミュニケーションの時間をたくさん作り、言葉と心育ちにつなげていきましょう。

 

 しかし、最近の会話は、深まりや広がりが少ないと感じる時があります。豊かな言葉で表現するには、周りの大人が豊富な語彙で話す。「今日は楽しかったね。」「うん、楽しかった」で終わっていませんか?例えば、「ママは、○○が面白かったなぁ。」「△△になっているんだね。」など具体的に話すことで、「へ~ママは○○が好きなんだ」「そんな風だったかな?」と思い出し会話が弾んできます。また、何かを伝える時などいろいろな言葉で表現できることは「想像する力」が養われます。保育園でも、語彙をたくさん増やした会話を楽しんでいこうと話し合っています。会話は、一方的に話す・質問するだけではなく、相手の目を見て「言葉のキャッチボール」をする。正しい日本語をたくさんの種類の言葉で表現できる「語彙」を私達大人が身につけて、魅力的な会話をしていきたいものです。日本語は情景などを表す美しい言葉がたくさんあり、使わないともったいないですし、風化しないよう伝えたいですね。

 

 連休の30日に休日開園し、他園に通っている友達も一緒に遊びました。ドキドキしながらの登園。あそび始めると互いにスーッと友達になり、食事も昼寝もしっかりと楽しく過ごしました。子どもの力はすごいですね。きっと保護者のみなさんは、我が子に「ごめんね」と詫びながら職場へ向かったことでしょうね。休日のお仕事、お疲れ様でした。様々な経験を豊かな語彙で話し、よく聞き、会話コミュニケーションの力を深めていきましょう。

 

令和元年 2019年5月


春よ 来い来い! 出会いは素晴らしい

 

 先月、12名のにじ組さんが期待とちょっぴりの不安を胸に、笑顔一杯、元気に手を振って巣立って行きました。未来を目指して、自分らしく小学校生活を過ごしてほしいと心から願います。

 春は心がざわめく季節ですね。別れや新しい出会いがあり仲間ができる。出会いを大切にしたい。9名の新しい仲間が増え、とても嬉しく少しずつ仲良くなっていくことが楽しい。どうぞよろしくお願い致します。

 

 昨年法人は100周年を迎え、その長き歴史の中でたくさんの人と出会い、その出会いを大切にしてきた先達の思いが引き継がれて来ました。保育園でも、“人”とのふれあいの大切さを子ども達に伝え、未来へ繋いでいきたいと思います。

 保育園では「暖かい」保育を大切にしております。「暖かい」という漢字を使うのは、人・動物・植物・遊具・建物・物、すべてにあたたかい心が育つことを大切する思いが込められております。保育園の理念でもある「のびやかに たくましく」「すこやかに やさしく」の中には、この「暖かさ」を基本として、優しさや素直、正しさや厳しさなどいろいろな状況や心情を経験する中で、挑戦し、しっかり考え、時には失敗しながらもたくさんの気持ちが育つ。そして、いっぱい遊び、たくさん食べ、ぐっすり眠り安定した生活を通して、丈夫な体を作り、心身ともに元気一杯に、すべてに暖かい優しい心がすくすくと育ってほしいという思いが込められています。

 

私たち職員も子ども達と一緒に経験し、育ち合い成長できるよう「暖かい保育」を基盤に、保護者のみな様と手を取り合い、力を合わせ、見守り、一緒に考え、子育ての方向を同じにして共に育て合う「共育て」を大切にしています。周りの大人が同じ目線でいることで、子ども達が心身ともに安心して成長へとつながっていくと考えるからです。子ども達一人ひとりの持っている力を出し合い、のびのび、ワクワクと楽しい保育園生活が過ごせるよう、暖かい笑顔と明るい保育を目指してまいります。「まごころ」の名前に負けない心のこもった「ほっとする居場所」「ふるさと」になるようスクラムを組んでまいります。

 

さぁ新年度スタートです。新年長にじ組はとても張り切っていますね。13名の新にじ組さん、後輩をよろしくお願いします。子ども達は新しい環境に慣れようと精一杯力を出し切ることと思います。一生懸命の子ども達にお迎えの際には、ギューっと抱きしめて頭を撫でてくださいね。明日の活力になります。お父さん、お母さんも我が子の頑張りにパワーをもらえますよ。子ども達、保護者のみな様も、体調管理を万全に過ごしていきましょうね。春よ~来い!来い!! 今年度もよろしくお願致します。

 

 

2019年4月


~別れは出会いの始まり「報恩謝徳」を持って~

 

 この四文字熟語の意味は、受けためぐみや恩に対してむくいようと、感謝の気持ちを持つこと「恩に報い、徳に謝す」「報恩」は、めぐみに報いる、恩を返すこと、「謝恩」は、恩徳(めぐみ)に感謝することだそうです。出会いは、人にとって恵みではないでしょうか。友達や仲間を得る。楽しいこと、嬉しいことが出会いによって経験できる。また逆に悲しいこと、辛いこともあるかもしれません。でも、その経験が、良きも悪しきことも自分の肥しとなり、気づき、知ることに繋がっていくのだと思います。人との出会いには、意味があるのです。

 

 まごころ保育園と卒園する12名の子ども達との出会い。そして子ども達の保護者のみな様、おじいちゃんおばあちゃん、兄弟のみなさん。一人との出会いから何人もの出会いに繋がっていきます。いつも「感謝」の気持を持っていたいですね。恩をかえすということは、感謝するということではないでしょうか。

 

 ちょっぴり照れ屋で、緊張しやすく、とても優しい、友達思いで我慢強く、暖かいにじ組のお友達です。「ありがとう」を言えるみんなは立派です。それぞれのありがとうの意味を考えて、もっと心から「ありがとう」が言える12名になってほしいと願います。自分は自分でいいんだよ。自分の気持を伝えられる、夢を追いかける一年生になってね。保護者のみな様は、新しい旅立ちに嬉しさと心配でいっぱいでしょう。心配な時は、我が子が生まれた瞬間の嬉しい「感謝」の気持を思い出してください。子ども達は力強く一人でこの世に生れて来たのです。「大丈夫、大丈夫ですよ」思うより子ども達はたくましいですよ。

 

 別れは出会いの始まりといいますが、惜別の情で淋しく辛いものです。にじ組さんも、退園していく友達も職員もみんな同じ惜別の気持でいっぱいです。この惜別を感謝に変えて、いつまでも大切に心に刻んでいこう。そして、新しい出会いに胸を張って向かっていきたいですね。

 

 大好きな12名のにじ組さん。卒園おめでとう!!さぁ、元気に飛び出そう!!

きみ達の未来は輝いているよ!!夢は自分の手で心でつかむんだよ。ずっと応援しています。

出会いに感謝。良き出会いを。 

 

2019年3月


~今こそ 地域力~

 

 「今の子育て事情」について、地域の中で夏祭りなどいろいろ行事がありますが、その担い手の町内会等の役員さんは、仕事を定年退職した方々が多く、何役も係りをこなすなど忙しい。若い人達にたくさんの参加をと願っていますが、参加人数が減っている現象があるそうです。その原因を研究している大学の先生のお話を聞きました。札幌市を調べていくと、厚別区は住んでいる方々の定着率が高く、子育てなどのお手伝いや見守りの力が高いそうです。素晴らしい事です。「安心して子育てができる環境である」ということです。

 

 ところが、共働き家庭も多く、町内会やサロンなどたくさんの催しがあるものの時間帯が合わない、日曜日は家族と過ごす休日で予定がある。子どもも習い事等で忙しい・・・。現代の子育て事情も絡んでいます。しかし、我が子のためなら、参加させたい。自分が経験した楽しいふるさとのお祭り等の経験をさせたいと願う方々が多いようです。高齢者が増え、少子化といわれますが、高齢者の方々は、いろいろなことを知る知識者の方がたくさんいます。「何かお手伝いできることがあればなぁ」と手を差し伸べたいけれど、チャンスがないと意欲をお持ちの方々が厚別区にも多くいらっしゃいます。保育園の周りの地域の方々もそうです。とても暖かく見守り「こどもの声はいいね」と話してくださいます。どのような形で力を・・と考えますが、保育園もチャンスを逃しているように感じました。

 

 それぞれの立場で、良いつながりを求め、「マンパワーの活かし方」を工夫する時代になのでしょうね。次世代交流は大切。異年齢の子ども達・若者・親世代・祖父母世代・・人のたての繋がりは、人の心や社会性が育ちます。肩肘を張らず、みなぎる力をバランスよく支え合いたいですね。保育園もその発信源になれるよう模索、研究し、コミュニティの発信地の一つになれるように努力が必要と感じました。

 

 法人内に「カフェ ラベンダー」が10時~16時まで(今は水曜休み)オープン中です。地域の方々や保育園の親子さんも集ってくださいます。隣が「多目的ポプリ」という部屋があり「地域子育て支援」の場所として保育園の役割となっています。少しずつ、利用方法を模索し、保育園とのつながりを広げながら活動を工夫していきます。お楽しみに!ぜひ、カフェでも一息、コーヒーでも・・。地域力大切にしていきたいですね。

 

2019年2月


~『平成』最後のお正月 次の時代は・・~

 

「平成」の次の時代はどんな未来が待っているのでしょうか。昭和を代表する「サザエさん」平成の「クレヨンしんちゃん」と時代を反映したアニメがありますが、次はどんな家族像の主人公が登場するのでしょうか。

 

 私達は『時代という環境の中』で生活しています。昭和初期には、今の家庭に当たり前にある物が一つ一つ揃っていきました。テレビがカラーテレビになり、今は4Kに進化。二層式洗濯機は、全自動洗濯機へ。ドラム式もありますね。ダイヤル式の固定電話がプッシュフォンへ。今は個人持ちの携帯電話が主流になりました。蛍光灯がLEDに変わりつつあり、飲料水も買う時代になりました。和式トイレから洋式トイレへ。ウォシュレットも当たり前になりました。ワープロからパソコンへ。そしてスマートフォンやタブレットに進化。昭和に進化を遂げたものが平成にはあるのが当たり前です。ない事を知らない人にとって、「なくなる」ことが想像できないですよね。

 

 昨年9月6日に起きた震災で、子ども達は生まれて初めて「ブラックアウト」現象を経験しました。真っ暗な世界です。電気の明かりが必ずどこかにあるのが当たり前ですから、その恐怖心は、私達大人よりも大きかったことでしょう。

 昭和時代は、いろいろな経験から便利で丁寧な物作りがエネルギー源だったのでしょうね。平成時代は、様々なものがスリム化やコンパクト化されました。これからの時代の進化は、先日、ドラマで取り上げていましたが、無人で働く車やAI搭載の自動車やロボット等が活躍をしていくのでしょうね。それは素晴らしい事です。

 

 しかし、人が生きていく為に一番大切なことは、「コミュニケーション」ではないかと思います。コミュニケーションが成立しないと、便利グッズに囲まれても心が育たない。心が満たされない。利己主義的な考えや、相手の気持ちに気づけない人が増えそうです。自らの体で、手で、足で、頭で体験、経験し考えること。仲間と考え合うこと。他者を認めることなど成長著しい幼児期から「心が育つ環境作り」を大切にしたいですね。

 

 子ども達の未来が、生き生きと活動できる社会になるよう周りの大人が手を取り合い、安心で希望に満ちた環境を整えたいですね。古き良き日本の伝統を伝承し、時代の変化を見極めた新風を巻き込み、みんなで子育てし合える環境が大切と改めて感じます。アトムのような心あるロボットができる未来であってほしいと願います。

2019年1月


~ 達成感って気持ちいいね ~

 

 生活発表会。最初はピーンと張りつめた空気に子ども達はギュッと身が引き締まる緊張感に包まれていましたが、時間が経つとだんだんいつもの姿になってきました。最後までやり抜く力をちゃんと持ち、友達仲間と一緒に演じることが、嬉しい、楽しい、安心に繋がり一つのまとまった大きな力となる。

 発表が終わった・・。ホッとした気持ちと共にやり遂げた達成感が生まれ、心の中がワクワクした感覚、それが心地いい。

 

 さくらんぼ組もいちご組も泣かずに参加し、みかん組は、演技力が素晴らしかったですね。たてわりクラスは、劇と言葉劇にセリフをしっかり覚え、よこわりのほし組は、お話の世界に楽しんで参加し、つき組はオペレッタに自信を持って演じ、にじ組は、楽器や手話に幕間とたくさんのことを覚え、年下の友達のリードと、きっちりと役割をこなしていました。さすがですね。一人ひとりがとても輝き、パワーあふれる発表会でした。作品展もご覧いただけましたか?「はさみ」切るというテーマに沿って年齢発達に合わせた作品がかわいく絵本の世界にマッチングしていました。みんな素敵でした。また一つ。貴重な経験が増えました。

 

閉会にお話した幼児期の終わりまでに「育ってほしい10の姿」について少しふれますね。

10の姿は、

「健康な心と体」

「自立心」

「協同性」

「道徳性・規範意識の芽生え」

「社会生活との関わり」

「思考力の芽生え」

「自然との関わり・生命尊重」

「数量や図形、標識や文字等への関心」

「感覚・言葉による伝え合い」

「豊かな感性と表現」

です。

 

 この姿は年長児が卒園するまでの達成評価ではなく、どのような経験を子ども達に保障できるかがポイントで、この姿を通して幼児期の育ちと学びを小学校へ引継ぎ伝えていく内容でもあります。集団生活は一人ひとりの個が集まりできた形。一人ひとりの成長を友達と共にあそびの中から学び育っていくこと。それは、物事に興味や関心を持たないと「やる気」には繋がりません。「どうして?」「なぜ?」「こうしたらどう?」「おもしろいな」「その先は何があるのかな」と探求する心を育てることが幼児期にはとても大切なのですね。人は得手不得手があり、得意はより伸びるように、苦手はあきらめないで挑戦する意欲を持てるように繋げたいですね。

 そのために大人に必要なことは、目を合わせ、「発表会素敵だったね。頑張ったね。」など言葉で気持ちをしっかりと伝えることも大切。「認められる」ことが何よりも自信と関心に繋がります。「共育て」は、大人同士の育ち合いでもあります。一人ひとりの健やかな成長を願って一緒にスクラムをさらに組んでいきましょうね。

みんな!感動の生活発表会をありがとう!確実に子ども達は成長していますね。

2018年12月


~物思う秋・元気な秋・・秋を見つけよう~

 

 紅葉が本当にきれいですね。園庭の道路側に並んでいる「ドウダンツツジ」の真っ赤な葉は見事

 

 こんなに赤いのは初めてです。ぜひ見てくださいね。自然の美しさを目にすると、心にホッと燈が灯るように感じます。この気持ち、感覚を子ども達に伝えたいですね。四季がはっきりいている北海道は、さまざまな感性が育つ経験を積むことができる素晴らしい環境がありますね。

 

 先月の13日に法人100周年祝賀会がありました。にじ組の12名のお友達はオープニングの挨拶と「ありがとうの花」の歌に手話を交え、利用者様と一緒に披露しました。お客様から暖かい笑顔とたくさんの拍手をいただき、自信と達成感を味わい帰って来ました。

 

 立派でしたよ。

 

「ほうわくんTシャツ」を記念にプレゼントしてもらい、にじ組のお母様から女の子は髪飾り、男の子は蝶ネクタイのお揃いのリボンを作って下さり、みんなお揃いで結束力も高まりました。毎日にじ組さんの誰かが着ているので、年長さんに憧れている後輩のみんなは「いいなぁ」と羨望の眼差しです。「憧れ」は「目標」に変化していきます。「あんな風になりたい!」「すごいなぁ」「自分もしてみたい!」と憧れの気持を持つことは素敵です。憧れの対象になると、「お手本」になろうと切磋琢磨していく相乗効果もあります。仲間っていいな。友達って心地いい。ケンカもするけど言い合えるから分かち合える。保育園では、0歳児から仲間作りが始まり、それぞれの年齢の発達に沿った人とのかかわりの中で「仲間」「友達」の存在が大きく大切になっていきます。

 

 ところで、「秋」って何?盛りを過ぎ終わりが来るような淋しいイメージがありますが、暑さの厳しい夏を過ごし、さわやかな秋になると人々の活力も回復しいろいろな面で活動も盛んになる。それが「芸術の秋」「読書の秋」「食欲の秋」「実りの秋」「スポーツの秋」などですね。さまざまな秋にはたくさんの感性の種が撒かれます。

心が育つ原点は、自分の目で見て、耳で聞いて、手で触って、心で感じる経験を積むこと。いろいろな経験を積み重ね、周りの大人みんなで感性や創造性を育て合いしたいですね。にじ組さんは一つ素敵な心育ちの秋を見つけましたね。

 

2018年11月


~ 経験の中で感じて活かす 心の種を蒔こう ~

 

 1週間延期した運動会。みんなの心の不安は大丈夫か気にしながら、モチベーションをあげ当日を迎えました。しかし子ども達の前向きな姿勢と仲間を思う気持ちが素晴らしく、その気持を包み込む暖かい応援をたくさんくださったご家庭のみな様には本当に感謝しています。素敵な感動の運動会。子ども達の力は本当にすごいですね。暖かい応援やたくさんのご協力をありがとうございました。

予想外の大きな地震。「すごい!大丈夫かな」とテレビで被災状況を見る機会が多かった私達でしたが、「被災」という現実。当たり前の生活、水や電気の大切さ、携帯の通じない苛立ち、車のガソリンが少なくなる心配。家が被災に合われたご家庭もあり、住む家が無くなるのではと思う恐怖。物資が買えない不便。心身共に疲労感・・。前向きになれる唯一の希望の光が、子ども達の無邪気な元気でした。

 

 秋は充実した季節と寒さに向かう変わり目で、疲れの出やすい時期でもあります。子ども達の疲れを気にしながら、職員自身も感じる時期で、「している」ことが「しているつもり」「見える」ことが「見ていたつもり」になっていたことに気づかされ、子ども達をしっかりと配慮や気づけなかったことで保護者のみな様にご心配をおかけしたこともありました。職員で勉強会をし、9月の様々な経験の一つひとつを振り返りました。保育士同士の連携も中途半端だったこともあり、何が大切か。どう向き合うかたくさん話し合いました。保育の仕事は、「失敗」は許されないのかもしれません。でも、一人の人間。完璧はありません。だからこそ、職員みんなで連携し合い、そして一人ひとりの力を出し合うことを確認し合いました。

 

 私は「失敗は大切な心の種」と思います。負の出来事をどのように振り返り、次に活かすかが大切。失敗を経験したから自分の不甲斐なさや仲間の大切さに気づき、どうしたら良いか考える機会となる。心が強くなる「心の根が育つ種」を蒔いたのです。負の出来事や気持と向き合い、そして前向きに未来へ向かっていく。気づける人になれる努力をする。大人である職員も、これから成長していく子ども達も、「失敗」を経験し、自分と向き合い考え、暖かい心に育つよう「種」を蒔く。負を前向きに変えて進めるよう、保護者のみな様と一緒にさらにスクラムを強く組んで、育ち合っていきたい。原点に立ち戻り、これからもまごころ保育園らしい保育を行ってまいります。心新たに。よろしくお願い致します。

 

2018年10月


~ 備えて安心!したいですね!! ~

 

 8日の運動会は晴天に!と願いますが、今年は雨の日も多く、今週は今年1番大きな台風21号が接近との情報に心中穏やかではありません。日本の様々な所で集中豪雨や地震、火山の噴火など起きていますね。地球温暖化で海水温度が上昇し、いろいろな影響がでているのでしょうか。

 

 札幌は自然災害が割と縁遠く、安易な安心をしがちです。また、「防災の知識を知っておくこと」とよく言われますが経験が少ないため実感しないものです。でも、昔の人は「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」と言いました。保育園では、毎月、火災、地震、不審者侵入時を想定した避難訓練を行い、保育士の初期消火訓練と通報訓練も必ず実施します。準備をしていても、本当に起きたら・・大丈夫?と不安を感じることもあります。

 

 保育園の災害避難についてはお知らせしておりますが、改めておさらいをしますね。

避難場所は、向かいのいずみ公園または、法人内にある「交流ホーム ひまわり」ここは、地域避難場所の指定を受けています。次に上野幌東小学校になっています。火災以外は保育園が一番安全ですから園で避難している事が多いと思います。特別豪雨や暴風雪などで道路や豊平川の橋を渡れないことも起こる可能性があります。保育園は、ご家庭のみな様のお迎えが最終目的です。そのため互いの安否確認が必要です。一斉送信メールでお知らせしますが、東北震災や九州震災の際に通信がしばらく通じないことが発生していました。

 

 園では、太陽光で電気の確保を行いますが、通信自体が途絶えると意味がありません。法人では、震度5強以上の地震が起きた際には、道路や交通、建物の破損状況、人の安否状況等の情報が入らない事を想定し、休園することに決めています。が、お子さんが登園後の場合に発生することもあります。そこで、毎年9月の防災月間に合わせ、法人で合同防災訓練を行っております。今年は5日で、10時に震度5強の地震発生を想定し行います。その際、電話やメールが通じない事を想定し「災害用伝言ダイヤル」に録音しメッセージを確認する練習を行います。この日は、伝言ダイヤル練習日です。保護者のみな様には伝言ダイヤルのメッセージを確認するご協力をお願い致します。

・・・翌朝、9月6日3時11分に本当に震度5強の地震が札幌を襲いました。「備えあれば・・」助かりました。保護者のみな様にはたくさんのご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 

2018年9月

 


~ それで いいのですよ ~

 

 テレビにも出演している大学の先生が、ある番組で「子育てしていると、小さい時からこの子の将来の為にどのように育てるのが一番良いか悩みますね。」小さい時から様々なことを『教える』早期幼児教育が大切と言われた時期があり、「目に見える能力」例えば「計算できる」「文字が書ける、読める」ことが早くできるようになることが重要とされてきました。しかし、最近の研究は違ってきて「目に見えない能力」を育てることが大切と話されていました。

 

「どういうこと?」と思いますが、「あそび」をたくさん経験することで、「見る」「聞く」「真似る」「応用する」「上手くできた」「失敗した」「疑問に思う」「調べてみる」「次どうしよう」など、あそびを通して、自然と「考える」力が育ち、興味や関心が広がり、探求心や想像力、集中力へとつながります。「あそぶことが生きていくための重要な力になっている可能性がある」ということです。

 

 最近「つみき」のお祝いが不人気と聞きました。おもちゃの原点なのになぜ?と思いますが、せっかく積んだり、形に作ったのにすぐ壊す!片づけ場所がかさばるという理由らしいです。「つみき」は、積んでくれたのを壊す→ガシャという音や崩れ方を楽しむ。→楽しいから何度も繰り返す→そのうち自分で積むことを学習する→積むと崩れることを知る→積み方を工夫しだす→家や車などなど見立て遊びが始まる。積み木という一つの遊びが経験と年齢によって発達が見えてきます。

 

 繰り返し遊ぶことで発見を共有しその結果まで経験する。あそびに最後まで付き合うのはできない時もありますね。そんな時は「ことばコミュニケーション。」「あらっ!すごいねぇ」「それどうなってるの?」「わかったら教えてね」「そうなんだ~教えてくれてありがとう」反応が返ると嬉しい・次につながることもたくさんあります。ぜひ子ども達の育ちに大人の協力をお願いします。

 

 とは言え、うちの子大丈夫かしら?「〇〇ちゃんはもうできるのに・・」「私の育て方が違うのかしら・・」悩むことありませんか?比較はしないでください。子どもも大人も得手不得手があります。自信につながるために要する時間や経験の回数はみんな違うのです。それでいいのです。一人ひとりの育ちにどう向き合うかが一番大切なことですよね。

 

2018年8月


~ 考えるということ ~

 

 6月は、湿度が高く雨雲が厚く空を覆った日が多かったですね。蝉が6月の初旬に鳴くなど生態系が変わって来たようで心配です。自然だけではなくいろんなことが変化し始めています。子ども達の未来が可能性に満ち溢れ安心できる世の中であってほしいという願いが大きくなっていきますね。

 

 29日はたてわりクラスのバス遠足でした。お母さん、かわいいお弁当ありがとうございました。子ども達が願いを込めて作った「てるてる坊主」の力も及ばず朝は雨・・・。

 

 バスで動物園とテレビ塔とどっちに行きたいか最後の質問をすると全員一致で「動物園!!」カッパを着こんでいざ円山動物園へ。バス遠足の日まで、たてわり全体やクラスで子ども達と動物園にはどんな動物がいるか、どんなところにいるか、どんな色や形をしているかなど、いろんなことを話し合い、地図を広げ、頭の中は動物園で一杯。ワクワクして、楽しみがドンドン広がっていきました。この準備段階が子ども達一人ひとりの好きな動物について知ろうとするきっかけとなり、早く行きたくて指折り数えていました。ですから、雨なんてへっちゃらだったのです。

 

 みんなで、『一つのことを考え合う』「何だろう・・」「どうなってるのかな・・」疑問を話し合う。同じことを考えている仲間がいた。考えていなかったことを話す友だちもいた。「へ~」「そうなんだ」この気持が興味や関心を持つきっかけとなり、だんだん盛り上がり夢中になる。実際に見ると、「やっぱり~」「あれっ!違った」いろいろな結果が考えたことの答えになる。帰りのバスの中では疲れて眠るどころか、話しに花が咲く。事前に考えたことについての結論「しっぽは・・」「寝てたね」いろいろな体験を話しだす。そして、「楽しかったね。」「また行きたいね。」その言葉がたくさん聞かれました。この言葉こそ充実した結果ですよね。

 

 いろいろな事を自ら考えて話し行動する。この体験から結果を見出しそしてまた繰り返す。この繰り返しの経験はとても大切で、0才の赤ちゃんから「あそび」を通して培っています。触る、舐める、握る、落とす等のしぐさも自分自身で体験し繰り返していくうちに考えて結果に繋げていくのです。

 今週は、みんなで動物園体験の思い出を話し合うのでしょうね。経験を積むことが子ども達の頭も心も育ち、向学心へと広がっていくのでしょうね。

 

そうそう実は、バス遠足は動物園では雨に当たらず「てるてる坊主」の効果大でしたよ。

 

2018年7月


~ 清々しい季節が来ましたが・・~

 

 新緑がきれいな季節がついにやってきました。今年は気候なのか、アレルギー反応が強く出ている人が多いように感じます。様々な症状が出て辛そうなお子さんもいます。免疫力アップするために、バランスの良い食事と、しっかりとした睡眠をとり、お風呂に入って心身共にリラックスし衛生面もしっかりと。手洗いうがいも忘れずに習慣化していきましょう。先日テレビだったでしょうか。子どもは最低でも9時間寝ないと将来アルツハイマーになる確率が高いと聞きました。クラス懇談会でお子さんが夜なかなか寝ないと話すご家庭が少なくありませんでした。ご家庭では早く寝かせようと努力しているのですが、なかなか眠ってくれないこともありますね。

 

 ちょっと待てください。もしかしてこんなことないですか?

 

 お風呂へ入って30分から1時間位は覚醒し、その後ぐっすりと眠れます。お風呂は寝る前よりも少し早く入ると良いのでしょうね。また、夜に間食など食べすぎも良質な睡眠にならないようです。肥満や虫歯の原因にもなりますね。何より頭を興奮させると眠れなくなります。テレビやビデオなどは視覚から刺激を受けやすく、タブレットやスマホなども光や電波などが脳へ刺激を与え長時間見るのは眠れない理由の中でも高いとされています。寝るときは、テレビの音や電気の明るさも眠りの深さに関係するそうですよ。

 

 そして、ぐずるお子さんを見るのは忍びないですが、何時に寝ても朝は、6時~7時位、決めた時間に毎日起きることで習慣化します。どんなに遅く寝ても必ず起こすこと。しっかり覚醒させます。窓を開けて新鮮な空気を入れる、布団をさっさとしまうなど。そして、しっかりと朝ご飯を食べることで、脳が働き、いろいろなことを考え、集中してあそべるようになります。体力もつき、頭の回転がさらに活発になり賢い子どもに育っていくのだそうです。体内時計は大事です。逆らって生きてくと、いわゆる切れやすい子になりやすいそうです。健全な毎日を精一杯過ごせるようにしたいですね。そして将来、逞しい大人になれるよう一緒にスクラム組んでいきましょう。まずは、私たち大人の生活習慣も振り返ってみませんか。

 

2018年6月