~ 「夢はでっかく 根はふかく」(作:相田みつを) ~


 先月にじ組の子ども達が巣立っていきました。今日も元気に通ってくるのではと思うくらい、いつも通りの元気一杯の後ろ姿でした。きっと賑やかに緊張しながら小学校の門をくぐることでしょうね。3名のお友達との淋しいお別れもあり、それぞれ新しい保育園へ通います。みんな、のびのびと新しい環境に馴染んでほしいと願います。
 そして、1つずつ大きくなり進級した子ども達がワクワクしながら期待と緊張しながら元気に登園してくる姿が目に浮かびます。

みんな 進級おめでとう!

 また、11名の新しい仲間が増えます。まごころ保育園にようこそ!!これから環境に慣れて、思いっきりあそびましょうね。どうぞよろしくお願いいたします。
 「夢はでっかく、根はふかく」という言葉には、嬉しいことや悲しいことがあっても、今日が一番いい日。「今この瞬間」を一番大事にしよう。一日一日を丁寧に過ごそうと思う気持ちが伝わります。心新たにするこの時期にこの言葉の奥にある「暖かさ」を大切にしたいですね。
 理念の根底には、「人だけでなく、動物、植物、建物、自然、物も全てに暖かい心と環境を大切にする人になってほしい」「あたたかい」とは、全てという意味があり、「暖かい」の漢字を使っています。理念の4つの言葉「のびやかに」「たくましく」「すこやかに」「やさしく」の中に「暖かい」保育が込められています。優しい、素直、正しい、厳しいなどのいろいろな状況や心情を経験し、挑戦し、考え、時には失敗もしながら、たくさんの気持ちが育っていくこと、いっぱい遊んで、たくさん食べて、ぐっすり眠り安定した生活の中で、丈夫な体を作っていくことで「考える源」へと繋げていき、心身ともに元気一杯に、すべてに暖かい優しい心がすくすくと育ってほしいという思いが込められています。

 私たち職員も一緒に経験し、育ち合い成長できるように精一杯「暖かい保育」を大切にし、保護者のみな様と手を取り合い、力を合わせ、見守り、一緒に考え、子育ての方向を同じにして「共に育て合う」ことを大切にしています。周りの大人が同じ目線でいることで、子ども達が心身ともに安心して成長へとつながっていきます。
 そして、子ども達一人ひとりの持っている力を出し合い、のびのびと楽しく保育園生活が送って行けるよう、暖かい笑顔があふれる保育を目指し、職員一同力を合わせてまいります。さて、いよいよ新年度がスタートです。子ども達は新たな環境に精一杯挑戦していくことでしょう。一生懸命の子ども達を「ギュッ」と抱きしめ、「えらい、エライ」と頭をナデナデしてください。我が子の頑張りに「ホッとする居場所」をどうか作ってくださいね。保護者のみな様も体調に留意して元気パワー全開で行きましょう。さぁ始めの一歩!始まりますよ~!!どうぞよろしくお願い致します。

 

2018年4月


~ 充一期一会 素敵な出会いを ~

 

  3月は、次にステップアップできる期待に胸をふくらませたり、別れに淋しさを感じたり、複雑な季節ですね。元気に小学校へ巣立って行く15名のにじ組さん、卒園おめでとうございます。

  そして、2名のお友達と職員もお別れとなりました。みんな元気に自分らしく羽ばたいてほしいと願っています。 「一期一会」は、一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであるという意味で語源は仏教用語です。出会いを大切に人とのつながりに誠意を尽くし、深めていく。しかし「出会いは別れの始まり」とも言いますね。必ず別れが来るのです。「今」を大切に生きること。そしてまた新たな出会いがある。人との繋がりを大切にすることは自分を成長させてくれる機会となります。たくさんの出会いは学びでもありますね。出会いを無駄にしないことで、自分を変えられるチャンスになるかもしれません。そして、必ず別れがありますが、「出会い」の確率は0.00…%と言われ、今ここにいる仲間との出会いは奇跡に近いということなのでしょうね。

  偶然に出会った友だち。友だちがいたから、今の自分がいるのです。毎日一緒にあそび、食事をして昼寝もしたね。散歩や公園であそんだり、運動会を目指し何度も練習した。負けて悔し涙も何度も流し、力を合わせる心地よさに気づいた。たくさん話した。たくさん笑った。たくさん泣いた。ケンカもした。新しい挑戦にワクワクした。でもドキドキもした。数え切れない思い出には、必ず隣には友だちや先生がいた。そして振り向くとお父さん、お母さんがいた。だから、頑張る。力が湧いてきた。わがままも言えた。安心できる居場所がそこにあるから・・・。

  まごころ保育園は、安心できる居場所。「暖かいふるさと」のような居場所を目指しています。
  淋しいこと、悲しことがあった時は思い出してほしい。そして懐かしい“ふるさと”にあそびに帰って来てほしいな。もちろん、いつでもどんな時でも出会ったみんなが来てくれることは、何より嬉しいことです。いつでも楽しみに待っていますよ。


巣立ちの時、君たちの小さな心の中は、
いろいろな気持ちが入り混じっているかな。
大丈夫!大丈夫!!大きく手を振って初めの一歩!踏みだしてごらん!
怖がらず、失敗を恐れず羽ばたいてごらん。さぁ いってらっしゃい!
きっと素敵な出会いと楽しいことがいっぱい待ってるよ!
君たちの瞳には、どんな未来が見えてくるのかな。夢を忘れずにね。

 

2018年3月


~ 充実の時、連携をさらに・・・ ~

 

  雪道を歩くとキュッキュッと雪の締まる音に寒さが身に凍みますね。子ども達はほほを真っ赤にして意欲的に戸外あそびを楽しんでいます。寒さを嫌がらず、「雪あそびしたい!」と元気に飛び出していく姿にホッとします。 2月は友達とあそぶ楽しさが増し、進級への意欲も高まる時期で充実した1か月でもあります。保育園では一年の振り返りに入り、子ども達も次の目標をもてるように思い出話や成長した姿を語り合いあそびを通して「自分について知る」機会につなげ、心と体の成長へとさらに導いていきます。

  保育園での幼児教育=保育です。保育は“子育て”の中で、生活面と教育的分野を“あそび”を通して自然と学んでいきます。
まごころ保育園では、経験を通し「考える」ことを大切に「考えて行動する」「人の気持ちに気づく」「挑戦する」「最後まであきらめない」など、心と体がバランスよく成長へつながる保育を目指しています。そのためには、「共育て」家庭と保育園が一緒に子ども達の持っている力を引き出すことがとても大切と考えています。

  コミュニケーションが希薄と言われる今だからこそ、手をつないで未来を背負っている子ども達が自分で、仲間と伝え合い、考え合い、行動し合うことができる土台作りに丁寧に取り組んで行きたい。保護者の皆様やご家庭の方々と共に子ども達が迷わず自信を持って前に進めるよう「連携」をさらに強くしていきたいと思います。

  子ども達も〝みんなで“という気持ちが芽生え、年齢に合った「連携の形」がたくさん見られています。友達っていいな。一人じゃない。時にケンカもするけれど、分かり合える仲間だから、自分の行動を振り返り、仲直りができるのですね。安心感に包まれ生活できることが何よりもの幸福感ですね。
  年長にじ組は、新しい世界へ飛び出す準備を始め、つき組もいよいよ年長さんとしての嬉しさが出始め、ほし組も後輩達がたてわりに来ることで、お手伝いに意欲的です。みかん組は、たてわりクラスへわくわくドキドキふれあい経験中です。いちご組も歩いて階段の上り下りができることをとても楽しみにしています。さくらんぼ組はいちご組にとても刺激を受け一緒にあそびたくてうずうず。ハイハイや歩いてどうにか隣のクラスへ行こうと意欲満々です。
  一人ひとりの育ちと私達職員の振り返りを大切に、成長できるようさらに連携を深め魅力ある保育を目指してまいります。充実した2月、連携を深めていきましょう。

2018年2月


 ~ 平成30年 事始めに思う「和」の心 ~

 

  神社参拝へ出かけましたか?参拝は二礼、二拍手、一礼する。宮司さんにお祓いをしてもらう際は、「玉串」を捧げますが時計回りに神殿に根元を向け捧げるなど決まりごとがあり、なかなか興味深いです。神社に入る際鳥居をくぐる、普段着より正装の方が良い、手水の掛け方等細かな作法があるそうです。お正月に初詣に行かれる人が多いですよね。神様はみな様の頼まれ事で大忙しで誰に頼まれたのか・・住所、名前を言ってから「お願ごと」をする。祈願する際のお賽銭は静かに入れる。大切なものを捧げるには私欲を持ってはできないこと、賽銭を捧げて心の靄(もや)を払うという意味がお賽銭にはあるそうですよ。そして、おみくじ。参拝前におみくじを引くのはダメで、おみくじは神仏からの教訓を戒めるために大切に持ち歩き最後に神のおみくじは神にお礼を込めて納める。神社の木に結ぶのは、木々のみなぎる生命力にあやかり、願い事がしっかり結ばれますようにという祈りが込められるそうです。諸説ありますが、調べると面白いですね。

 「和」を大切にしたい。日本のお正月の作法や礼儀を知り、子ども達に自分の生まれた国を伝えることは大切ですね。でも「伝え続ける」ことはなかなか難しい。正月遊びも伝え続けたいですね。お正月の会では、「七福神」のお話しを担当保育士が一生懸命調べわかりやすく伝える計画です。楽しみです。子ども達に聞いて下さいね。 「和」を知ること。3才以上児クラスから食事の際に「箸置き」を使います。箸を大切にすることから、食事のマナーや食べることの意味などを給食の先生の力も借りて伝えます。「箸置き」は、法人の利用者様や支援員さんが、土をこね形にして焼いてくれました。作り手の心を伝えることが大切に使うことに繋がります。家でもぜひ箸置きを使っていただきたいです。

 「和」を知り見つけることが子ども達の関心につながり、一人ひとりの見聞の力が生まれ、重なり、深まり、広がる。そして「思いやり」「おもてなし」「気づき合う」など「和の心」が育っていく。コミュニケーションを培うことが難しい現在。心豊かに話し合いのできる子ども達に育ってほしいですね。
 今年は平成最後の年。来年は新元号になります。平成生まれの子ども達。のびのびすくすくと育ってほしい。本年も「一緒に手を取り合った子育て」をよろしくお願い致します。


2018年1月