~ この頃 思うこと、感じること・・ ~
北海道は、最高の季節になりました。今年の夏は暑い!と言われていますが、日中と朝夕の気温差に体がついて行けないですね。子ども達の体調も今ひとつ。高熱発熱後すぐ下がるものの微熱が続くこともあり、下痢や鼻水なかなか治らない、中耳炎や皮膚に湿疹がでるなどの症状もみられています。溶連菌感染症や林檎病に罹患も出ています。爽やかなこの時期にたくさん戸外活動を行い、日光を浴びて皮膚の鍛錬や体力増進を目指し、暑い夏を元気に過していきますよ。
最近、道路を歩いている子ども達などに車がぶつかる交通事故が多いですよね。先日は保育園のお迎えの際にお子様が駐車場を走ってしまい車に衝突し亡くなった痛ましい事故もありました。大人が守り切れない時もあります。命の大切さと共に社会のルールをわかりやすく繰り返し知らせていくことは、大人の責務もあります。園でも子ども達に伝えて参ります。ぜひ、ご家庭でも、公園やお買い物へ行く時に実際に仕方を一緒に行いながら、また、お風呂に入ってゆっくりしている時など、年齢に合わせわかりやすく話し合いをしてくださいね。人ごとではない危機感をとても感じます。大人みんなでスクラムを組み「共育て」力を合わせていきましょう。
子育てしていると「どうしたらいいかなぁ」と思うことありますよね。小さな事とは思わず一人で悩まないで、ぜひ、お話して下さい。話すだけでちょっぴり気持ちが楽になったり、一緒に考えることもできます。子育ては楽しまなくちゃ。その子のその一瞬はその時だけです。大切に伝えあいましょう。懇談会でお話させていただいたクラスもありますが、「大丈夫」という言葉は、魔法の言葉だと思います。「大丈夫?」と心配されると心が温かくなる「大丈夫、大丈夫」と背中を押してもらうと頑張れる気がする。そんなに一生懸命になり過ぎず手を抜くことも視野が広く見えることもあります。「大丈夫、だいじょうぶ」保育園のみな様は仲間。子ども達の小さな発見に感動できるゆとりをもてるようになりたいですね。さぁ今日も元気に。今日を楽しみましょう。でも、車は絶対に安全運転でお願いします!!
令和7年6月
~ 大切にしたい「共育て」一緒に ~
新年度は、クラス替えや新しい環境に心がサワサワと落ち着かなくなりますね。特に新しいお友達は、大好きなお父さんお母さんと離れて、初めての中で過すことはとても不安が大きいですね。保護者のみな様も、子ども達の様子に心配で後ろ髪を引かれる思いですね。でも、子ども達はいつも前向きです。ちゃんと周りの様子を見ながら、少しずつ担当保育士や友達を覚え、興味のあるおもちゃや、友達、場所を見つけてあそび出します。食事やお昼寝もちゃんとできるようになります。たったひと月で子ども達の心の成長はめざましく、そのパワーに感動しますね。
子ども達は、頑張った分のご褒美が欲しくなり、それが「甘えたい」気持ちです。抱っこを求める、ご両親の側を離れないこといつもよりありませんか。このような時は「偉かったね」「楽しかった?」など声をかけながら、ギューっと抱っこしてくださいね。でも、頑張ったからまぁいいかと、特別ルールや本当のご褒美をプレゼントすることは、「甘え」を受け止めることではなく、「甘やかし」になり、「頑張ったからこれ買って!」など代償を要求するようにならないようにご注意!
また、子ども社会の中で「あそび」という仕事を長時間している子ども達は体も疲れてきます。風邪症状や発熱、嘔吐など体が悲鳴をあげることもあります。保護者のみな様も新年度は何かと心身共に疲れが出やすい時期ですね。保育園から連絡でドキッ!忙しい仕事中お休みを取ることも心労ですね。(心が痛いなとお電話かけているのですが・・。)保育園はこども達の味方。大切な命をお預かりし、集団生活の中で一生懸命の子ども達が体調不良の時は家庭でゆっくり過すことが何よりの薬でもあります。家に帰ると熱が下がっていることがあると思いますが「安心」というお薬が効いたのだと思います。不調の時は、お子様と一緒にゆっくりと完治するまで保護者のみな様も少しでもリフレッシュを。(看護でゆっくりできないかな。)
持ちつ持たれつの「共育て」ご家庭と一緒にスクラムを組み、同じ目線で子育てを楽しんでいきたい。保育園は、お子様、保護者様の一番の味方でいたい。「ふるさと」でありたいと願っています。共に育ち愛。さぁ今日も元気で。いってらっしゃい!!
令和7年5月
~ さぁ 始まりの一歩 手と手を取り合って ~
昨日は卒園児11名を「頑張れ~」と元気に見送りながら淋しさがこみ上げた一日でした。そして今日は新しい仲間を迎え、新年度の始まりです。ワクワク、ドキドキは子どもも大人も同じ。どんな一年になるか期待と緊張の一日です。
出会いがあれば別れもある。別れは次に向かう扉を開く準備で、未来に向かって進み始めています。巣立った年長さん、退園したお友達、保護者家族のみな様、私たちの仲間、どうか元気に活躍を祈っております。
出会いはご縁があり、ご縁を大切に長く繋げること。新しく仲間になったお友達、保護者のみな様、どうぞ末永くよろしくお願い致します。「慣らし保育」が2週間ほどあり、その後に通常の保育園生活になります。慣らし保育の期間は、大好きなお父さん、お母さんから離れて、一人で子どもの社会へ踏み出します。「泣く」ことは、当たり前の表現。不安で一杯ですね。少しずつ友達や保育士に慣れて、あそびが楽しくなっていきます。お子様の成長をどうかご家庭と保育園で同じ目線で見られるよう共に手を取り合い、協力し合っていきましょう。「共育て」を大切に一人ひとりの育ちに寄り添えるよう、職員一同力を合わせてまいります。子どもの成長の姿から、私達大人も多くのことを学び成長していきます。子ども達の姿に共に喜び、笑い合い、時に一緒に悩みながら子ども達の応援団として大人同士スクラムを組んでいきましょうね。
憧れの年長になった新にじ組のお友達は、最年長として嬉しさと不安な気持ち混合しているようです。つまずいたら立ちどまり、もう一度チャレンジする。振り返り助けを求めても大丈夫。上手くいかないことに落ち込むよりも、次にまたチャレンジすることが大切。上手くいかなかった経験は、のちに力となって役立ちます。心が強くなります。ひとつ大きくなることは、たくさんの選択できる道を見つけられるということですね。
園名の「まごころ」には人だけでなく、植物も動物も昆虫もそしてものや建物も「すべてに暖かい人に育ってほしい」という意味が込められ、「暖」という漢字を使っています。子ども達は優しさをたくさん持っています。「どうしたの?」「手伝う?」きっと自分も同じような経験をしたことがあるのかな。お手伝いなどする年上のお友達を見ていたからかな。少しずつ「やさしさ」が園の特徴となっています。優しさは暖かさに似ています。ずっとずっと持ち続けてほしいなと願います。
元気にご挨拶すると心が通い合う。目と目を合わせると信頼感が生まれる。さぁ、新年度、元気に始まりの一歩。
まごころを込めて一年間どうぞよろしくお願い致します。
令和7年4月
~ 元気が一番! 元気があれば何でもできる! ~
この言葉は、プロレスラーだったアントニオ猪木さんがよく話していました。3月は別れの季節ですね。今年は11名のにじ組と3名のお友達、仲間が旅立ちます。別れは寂しいですね。けれど、旅立ちは新しい扉を開ける始まりの一歩でもあります。しっかりと前を向いていろんなことに挑戦してほしいなと願います。挑戦することは、出来たという達成感を持つことができます。逆に上手くいかない事もたくさんあると思います。この思うように行かない苦悩が後の自分を強くする一つ。でも萎えてしまうこともありますね。そんなときこそ「よーし!次は」と奮い立たたせ元気に前に進み出す。元気でいられるためには、家族、仲間の存在がとても大きいですね。「叱咤激励」という言葉がありますが、時に励まし、時にはしっかりと導き、信頼という強い見方の言葉や行動には愛情が隠れています。背中を押してもらいながら、どんなときにも、元気があれば何でもできる!たくましく、そして、優しく一歩一歩自分らしく充実した毎日を過してほしいと願います。ずっと応援しています。にじ組さん 卒園おめでとう!
また、在園児のみんなも一つ大きくなることに嬉しさと期待でウキウキ、ソワソワの気持ちでしょうか。次への期待を胸に旅立ちの仲間と楽しい3月を元気に過していきましょうね。
今年度の保育園の自己評価をまとめました。
「すべてに暖かい保育」をさらに強みとなるよう達成できたこと、課題点を次年度に活かせるよう切磋琢磨しながら、職員みんなで安心に繋がるまごころのこもった保育を実践し「共育て」を大切にしてまいります。今年度一年間、たくさんのご協力をありがとうございました。
令和7年3月
~ 如月 春が来ますよ 元気に動きだそう ~
最近、北海道らしい冬の景色になったと思ったらもう2月。3日は立春ですね。2月=如月(きさらぎ)は春に向かって、万物が動き出す意味のようです。北国は草木が芽吹くのはまだまだ先のイメージですね。でも、寒さに耐えながら雪の下で、生きる力を蓄えているのでしょう。そのたくましさが、暖かくなった時季に美しい花々となって咲くのでしょうね。
この自然の力と同じように、子ども達も力の蓄えの時期で様々な成長の振り返り期というのでしょうか、覚えたこと、出来たことをかみしめるようになります。「自信」という言葉がピッタリですね。「自分でする」「やってみようかな」とやる気スイッチが入ってきます。「ほ~ら できた!」と確認する。なんだか嬉しいと感じる幸せオーラが自己肯定感を上げていきます。前向きになると「挑戦したくなる」周りへの視野が広がり、友達との交流も楽しさが増しあそびのアイデイアがひらめいたりしますね。心が満たされると体も活動的になります。そうすると食欲が出る。体力がつく。活動するから眠たくなる。早寝早起きすると生活リズムが整いますね。「あれ?何だか大きくなったね。背も伸びた!」と体の成長を感じる。これが心身共に成長するということでしょうか。寒くて布団から出たくない2月ですが、せっかくの芽吹きの活動期。生活リズムを整え、たっぷり睡眠。美味しく食事。体も頭も元気にフル回転させて過しましょうね。
さて、この時期は職員の自己評価を行い、今年度の保育の振り返りをします。出来たこと、まだまだだなぁと思うこと。出来なかったことなどの振り返りから次年度への保育園としての保育について考えています。まとめは次月のおたよりでお知らせしますね。根底には、園名の「まごころ」に負けないよう心の交流を大切に子ども達それぞれが力を発揮できることを目指しています。たくましく生き抜く力をもってほしい。「のびやかに たくましく」「すこやかに やさしく」この4つの言葉を起点に保護者のみな様と「共育て」を大切にしていきたい。大変な時はスクラムを組み、みんなの優しい手のぬくもりで大人も乗り越えていきましょう。いつも暖かい保護者のみな様、そして優しい心がたくさん育っている子ども達に感謝。子ども達は宝。如月、行動を起こそう。よ~し!今日は鬼に負けないようにみんなで豆撒くよ~
鬼はそと~ 福はうち~ 無病息災!元気が一番。
令和7年2月
~ 巳年 蛇の力を借りて 前向きに挑戦あれ! ~
お正月には大雪警報が出ていて「どれだけ降るの?」と少々憂鬱気味に始まりましたが、ことのほか穏やかで、初日の出は拝めませんでしたがお天気の良い日が続きましたね。
近所の神社は例年よりも参拝者が多く感じました。穏やかで笑顔の絶えない一年になりますように・・。とは言え、昨年よりインフルエンザなどの感染症増加のニュースが出ていましたが、お正月を元気に過すことができましたでしょうか。健康で過ごせることが一番!と心から感じますね。(実は私が一番痛感しております・・。)
さて、今年は巳年ですね。この巳には、とどまる・やむという意味があり、「物事の成長が頂点に達して止まっている」「一段落している」「次の成長に向けて一休みしている」という状態のようです。蛇は再生や変革を象徴する生き物で、成長する過程で何度も皮を脱ぎ捨て、新しい皮へと「脱皮」を繰り返すことから、再生や生まれ変わりの象徴。「生命力」が強く、復活や不死の象徴。そして、賢く狡猾(こうかつ)な生き物で「知恵」や洞察力の象徴とされているようですよ。今年は、再生と変革がキーワードのようです。今までの良き事をリベンジしたり再生する、新しいことに挑戦する、形を代え変革するか、じっくりと経験や直感を活かしつつ、思慮深く物事を進めて行くと運気のチャンス到来!!の可能性大の年なのですね。何はともあれ、頑張りすぎては持っている力も発揮しきれず、たまにはゆっくり一休みしながら、お仕事も子育ても一緒に力を合わせて分かち合っていきましょう。
毎年、年始めに今年の保育園でのテーマを考えます。今年は「つながり」を深め共有し合える仲間を増やすこと、保護者のみな様も仲間。家族の方々も仲間。もちろん職員も仲間。たくさんのつながりの中で窮地になったときに助け合えるつながりを深めたいと感じました。少しの会話でも、挨拶でも、目を合わせる事だけでも、心が動くことでつながっていくきっかけと信じて、今年も暖かい保育を大切に元気一杯、子ども達のしあわせと笑顔が絶えないよう職員一同力を合わせ、さらに保護者のみな様の大きな力と合わせ「共育て」を行っていけるよう頑張ってまいります。 改めまして、
本年もどうぞよろしくお願い致します。
令和7年1月
~ 感動するということ ~
先日土曜日の生活発表会は素晴らしかったですね。ひとり一人の力が重なり合って大きな力となり、また、ご覧いただいているご家庭のみな様の温かな眼差しがホールを包み込み、ちょっぴり緊張感と柔らかな雰囲気がステージに立つ子ども達の心を「自信」と「勇気」に変えていきました。どの出し物も「おしまい!どうもありがとう」と言う子ども達は、安堵の気持ちと達成感で目の輝きが違いましたね。確実に成長というステップを上った瞬間ですね。
保育士は、題材の絵本が決まると、日々の絵本の読み聞かせから物語の世界を作っていきます。そして、アレンジ台本を作ります。そこから形創りの始まりです。お話に出てくる登場物に子ども達がなり始める。小道具を持ったり、自分たちで作ったりしながら、ひとつのお話の世界の中へ入り込み、友達みんなで創り始める。表現することや仲間でひとつの形に成し得ていくことが「楽しい!」と感じはじめ、その積み重ねが当日の集大成。子ども達は、楽しみながら仲間と「ごっこ」あそびの世界観に浸っていき、大人はその我が子の姿に健気さや成長を感じる・・。相乗効果がひとつになった時に「感動」が起きるのですね。
披露することは「ドキドキ」感が生まれます。その程度は個人差が激しい・・。プレッシャーになることもあります。この「ドキドキ」子どもも大人(保育士)も同じ。でも「ドキドキ」が大きいほど「終わった」時の達成感も大きいのだと思います。この“心の嵐”を感じるからこそ人は成長するのだと思いませんか。その証人は子ども達です。大人は自分にご褒美と「やった~」ビールで乾杯!出来ますが、子ども達は、ちょっぴりの期間甘えん坊の赤ちゃん返りでご褒美をねだります。少々お父さん、お母さんのお膝を特等席にしてあげて下さいね。「感動」するって気持ちいいですね。みんな💛お疲れ様でした。保護者のみな様には心より感謝申し上げます。さぁ12月は、新しい年に向かっていろんな楽しいことが待っています。ドキドキからワクワクへ。素晴らしい一年の締めくくり、そして素敵な一年の始まりに向かって一歩前進!
良いお年をお迎えくださいね。
令和6年12月
ゆみえんちょうのひとりごと
~ 経験は力 学びの扉を開くと世界が変わる ~
10月はたくさんの行事を経験しました。特ににじ組は、毎日のように新しいことがあり、30日に高齢者施設にお邪魔してハロウィンを楽しんできました。おじいちゃん、おばあちゃんにたくさんお菓子をいただいてホクホクでした。31日はノホロの丘小学校の1年生と法人内のどんぐりやくるみ、松ぼっくり集めをしました。11月25日にどんぐり達を使ってゲームなど作り招待してくれます。いろいろな人との出会い、いろいろな場面で社会性を培い、思考力を広げているのでしょうね。避難訓練では消防士さんと消防車が来て、みんなで一生懸命避難練習した後の赤い車見学は、最高にカッコ良かったようです。
そして、カレーライスクッキングでは、生長を見守ってきた野菜たちを中心に洗う、皮をむく、切ることに挑戦。みんなで経験を積んでいく大切さ。食欲が倍増し「いのちをいただく」ことへと繋がると感じます。「ゆかり」を作ってみたい!にじ組の発想も素晴らしい!赤しそを植え、葉っぱを洗い、塩漬けして乾燥させ、モミモミやすりこぎで細かくして出来上がり!白おにぎりや小さいクラスのお茶碗のご飯に振りかけて「はい!どうぞ」ちゃんと出来あがるとお裾分けをしてくれます。格別の「ゆかりおにぎり」満足感と達成感で心は満タンです。仲間と作る、仲間と食べる最高の瞬間でした。経験することは、子ども達の学びです。
ご家庭のみな様にお願いです。食育は普段の食生活から学び育ちに繋がります。日本の食文化などマナーについて食器の置き場所や箸の使い方など年齢発達に合わせぜひ、「継続」と「伝える」ことを大切に一緒に行っていきましょう。経験と継続は力なり!ですね。
今月の生活発表会では、自分の役を通し「表現することとことば」に挑戦します。好きな絵本の世界から創作が加わり、一つのストーリーが出来上がっていきます。少しずつ形が見え始めると、やる気スイッチが入り、友達が演じる姿を見て自分もウズウズしてきます。上手くいくことが目的ではなく、仲間と作り上げ一つになったときの「楽しい!」と思う達成感の分かち合いを経験することが一番の目的です。ぜひぜひ、我が子が一歩進み出そうとする勇気の姿を見逃さないでくださいね。みんな得手、不得手があります。でも自分なりの満足感を持てることが何より幸せなこと。自信を持ってできる、不安で立ち尽くす・・いろいろな姿あると思います。どんな姿も今この時、子ども達は自分の力をステップアップしようとするのです。実は、成長の姿は達成した後にみえてくるものですよね。
当日はハンカチをお忘れなく!大人は、感動を分かち合いましょう。
暖かい拍手をたくさんお願いいたします。
令和6年11月
~ ♪ 成長という架け橋 ♬ ~
暑かった夏が懐かしいと思うこの頃。北海道は秋を感じ始めました。四季を感じられることは素敵です。先月小さいと思っていた栗のイガが、ポタポタと落ち始め栗をみると大きくて立派になっていました。栗ご飯、食べられそうですよ。
9月は運動会や遠足が続き、子ども達の心身の成長をとても感じます。友達と一緒だから楽しく挑戦できる。その気持ちがとても大切。友達が出来ることを自分もしたいし、出来ないことが悔しい。だからケンカもするしコツコツと積み重ね挑戦もする。できた喜び。すでに出来ている友達はさらに高みを目指す。お互いに切磋琢磨すること。それが努力を積み重ねることではないでしょうか。「できた」と思う気持ちは達成感につながります。幸せオーラが心を満たす。「満足」という終止符を打つ。そしてまた新しいこと、ワンランク上を目指して挑戦する。それが子ども達の発達の姿ですね。
困り果てる1,2才児の「イヤイヤ期」何をするにも「いや~」と癇癪や泣き続ける、ひっくり返るなど・・大人が「やめて~」と思うことをやってみたい。自他の区別がつき始め、自分の気持ちが芽生え始める行動でもあります。今までは言うことをちゃんとしてくれたのに・・と大人は面食らう。子ども達はきっと疑問に感じるのでしょうね。「なんでそうするの?」「これなんだ?」「こうしたらどうかなぁ?」と視野が少しずつ広がり、発見がたくさん!未来は希望と探索でいっぱい!!とワクワク感で満ちあふれ前進しかない。でも、なんだか上手くいかない。自分の思いをちゃんと表現できず、「なんで、わかってくれないの!」と楽しい気持ちと上手くいかない現実に葛藤する。それがイヤイヤ期でしょうか。
0,1才の時、親の膝から興味のある物や場所へ行こうとする。社会の窓を開けた瞬間です。でもまだ不安がある。だから、時々あそびながら振り返りお父さんやお母さんを見て笑う。振り返ると大好きな人がいることで安心を感じる。あそびにひと区切りつけると膝へ戻ってくる。冒険から帰ってきた安堵感を感じる。「おかえり。楽しかった?」このような行動を経て、イヤイヤ期突入!たくさん親御さんにため息をつかせた分、たてわりクラスになると自分の気持ちと人の気持ちに気づき始める。ステップアップした心の葛藤が芽生え始めます。半面、仲間といる心地良さも感じるのですね。いくつになっても親は心配や気をもみますね。でも、確実に子ども達は、大きくおおきく成長しています。心豊かに育ってほしいな。私たち大人はスクラムを組み、子どもの「いや~」対策に力を合わせていきましょっ!
令和6年10月
~ 秋の準備 はじめませんか ~
いつの間にか空が高くなり秋の気配を感じますね。園庭の栗もポタポタと落ち始めましたが、暑さの影響か例年よりもイガのサイズが小さめに感じます。園舎周りの木には毛虫が大量発生し駆除に大わらわし、自然の力に驚かされます。
さて、今週はいよいよ運動会です。まごころ保育園の運動会の基本目的は、「最後まであきらめない」心を育むことです。ドキドキする!勝ちたい!勝って嬉しい!負けて悔しい!いろんな感情の中で、諦めずに自分の力を出し切ることで達成感を味わってほしいと考えています。人は得手不得手があるものですよね。互いに補い合えるそんな仲間作りをしてほしいと願っています。完璧な人はいないのです。成功する人は、人知れず努力を積んでいるのでしょうね。泣いても、転んでも最後まで諦めない姿に大きな声援と拍手をたくさんお願い致します。運動会終了後は、「頑張ったね~」とギューと抱きしめてくださいね。しあわせホルモンがたくさん出てプラス思考につながります。当日はどうか晴れますように。自然の神様~台風を起こさないでくださ~い。
もう一つ「箸」について。日本の食生活には箸という食具が必須ですね。しかし正しい持ち方は意外と難しいですよね。園では、3才児(ほし組)になって本格的に練習をしています。以前は2才児クラスから始めていたのですが、スプーンやフォークなど和食以外の食生活に広がったこともあり、箸を使用する必須性が希薄になったように感じます。家庭と園とで互いに連携し合いながら箸を使用する機会を増やし、使い方を伝えることや食事マナーについて、食器を持ち食べる、三角食べ、食器の持ち方や置き場所、箸をかじらないなど、日本の食事ルールを子ども達に身につけ大切にしてほしいですね。たてわりでは箸置きを使用しています。大人達が改めて振り返り、日本の良き伝統を子ども達に伝承していきましょう。保育園では、無理なく持ち方を覚える箸を使用しています。子どもの手の大きさで箸のサイズを変えています。もちろん保育士も一緒に使います。食欲の秋に向かって食事マナーをマスターし旬の食材をおいしくいただきましょう。
食欲、スポーツ、読書、さて、どの秋を満喫しますか。
令和6年9月
~ 暑さに負けず 元気に今を楽しもう ~
「暑い、あつい」と言うのは大人の方でしょうか。子ども達は、暑さを楽しんでいるように思います。受け入れ態勢が万全です。暑さが続くと海や川の水が水蒸気となって雲を作る。猛暑、酷暑と呼ばれている夏ですが、この暑さのために大雨が降るそうですね。今の子ども達は、昔の北海道の短い夏を知らないかもしれません。カラッとした晴天。夕方になると気温が下がり、朝には朝露で植物がキラキラしている。お盆のころには夜は羽織り物がないと寒さを感じるそんな風情のある夏は、もう来ないのでしょうか。
熱中症などの命を脅かす病気に罹らないように、ゆっくりお風呂に入り、しっかりと食事を摂り、早寝早起き、とはいうものの、暑くて食欲減退。夜は寝苦しくて熟睡出来ないこともありますね。夏には夏の食材を食べる。例えば「スイカ」水分たっぷりで、抗酸化物質やカリウムなど疲労回復、美肌効果が高いそうです。でも意外とスイカが苦手な小さな子ども達も多いですよね。あのシャリシャリ感が不快なのでしょうか。そんな時は、スムージーやシャーベット、ジュースにする方法もありますね。季節の食材を味わうことは、その時の体調を整える要素がたくさん含まれているのですね。ぜひぜひ、おいしく食べやすい工夫で猛暑を元気に過ごしていきましょう。まずは大人が「おいしいおいしい」と目の前で食べて見せることで、真似をして食べたくなる。好きになることもよくありますよ。
暑い夏をさらに熱くする夏のパリオリンピックが始まり、保護者様は夜中に見ていらっしゃるでしょうか。私は寝不足気味になりながら、ついつい見てしまいます。日本の選手の皆さんのレベルも素晴らしいですね。いつの間にか選手の親御さんになった気持ちになり一喜一憂してしまいます。この一瞬に懸けて弛まない努力を重ねてきた姿、だからこそ見ている特に子ども達は、憧れの気持ちを持つ。やってみたいと思う。大切なポジティブシンキング。前向きな発想です。
始まりの一歩は、「じぶんもやってみたい」と思う心から。やれるかやれないか。続くか続かないか。やってみなければわかりません。子ども達は、ハマると継続します。継続は力なりですよね。選手になりたいのかと思ったら、そのスポーツの道具を作る人になりたいとか、マネージャーになりたいとか、いろいろと幅が広がりますよね。スポーツだけではなく、絵の好きな子は絵描きだけが進む道ではなく、筆を作る人になるかもしれないし、絵本作家や本を作る人になるかもしれません。夢をもつ。想像する。そうなったらいいなぁ。心を動かすには、いろんなことを見せる、聞かせる、体験させる、そこから始まるのではでいでしょうか。子ども達には、たくさんの心が育ってほしいなと思います。オリンピックにハマった夜中に思うこと。
未来の子ども達へたくさんのエールを。
令和6年8月
~ 備えあれば・・共生共存で力を一つに ~
最近の異常気象は不安になりますね。大雨や気温上昇、逆に北海道は気温差が激しいですね。それに強風等が多発し地球温暖化の影響が大きくなってきたように思います。地震も増え、人ごとではないですね。
この震災の備えについて、大地震を経験した地域からの情報を集めたマニュアル等に変化しています。自分の住んでいる地域、保育園のある地域、保護者様の職場地域ではどんな災害が起きやすいのかということをリサーチすることが必要とされています。
「キキクル」という気象庁が公開している災害分布を示すマップをご存じですか?10分ごとに最新情報の更新をしていて洪水・浸水・土砂の3つに分かれて必要な情報を知ることができます。ぜひ、アプリ登録をお勧めします。
地域によって起きる災害リスクは違いますが、保育園周辺では、地震以外に大雨による浸水、内水、強風、落雷などが起きる可能性があります。避難訓練では、園庭避難だけでなく、駐車場や保育園2階(内水等のため)への訓練もしています。訓練で大切なことは、「命を守る」ことですから、子ども達でもできることを伝えながら行っていきますね。
保護者様への連絡方法も一斉送信メールを使用していますが、電気が遮断するとパソコンが機能ダウンし、携帯ショートメールへの送信もなかなか通じないことも想定できます。胆振震災でも使用しました災害用伝言ダイヤル「171」は、保育園からの発信を聞く形で、10件までの伝言を入れられます(前の伝言から消えます)のでそちらも利用しています。ご家庭でも伝言ダイヤルは有効です。9月3日は、法人全体の防災訓練で、この「171」が練習使用期間で伝言を入れますので、ぜひ、確認しながら使用方法を覚えていただき、いざ!という時に役立てていただけたらと思います。
子ども達は、いろいろなことにアンテナを張り、生きていく知恵を身に付けていくその吸収力は素晴らしいです。わかりやすい繰り返しの中で、自ら考え行動に移す力に変化していきます。仲間と一緒に考え、一つの答えを導き出し挑戦する。違った!軌道修正する。日々様々な経験を積み、柔軟な心がたくさん育っていくように保育の視点を変えながら楽しく遊びを通して学べるよう工夫していきます。小さな子ども達もたてわりクラスのみんなをちゃんと見ていて、察知する力ができてきます。「なんか一生懸命」みたいな雰囲気を感じるのでしょうね。「共生共存」する中で子ども同士でも支え合う力を発揮して、試練にも果敢に立ち向かうパワーを持ってほしいな。
子ども達の可能性は無限大ですね。
令和6年7月
園の紹介
保育の一日
クラス編成
入園案内/一時預り
アクセス
道順とパーキング
大切にしていること
札幌報恩会 まごころ保育園
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