2017/10/6 おたより8月~10月を掲載しました。
今年度、厚別区へ提出した食育の取組みをご紹介。食育のページへ⇒

2017/10/12(木) 保育園にあそびに来ませんか?

↓ ↓ ↓ 案内をご覧ください ↓ ↓ ↓





※ AED設置してあります。緊急時には地域貸出が可能です。


マウスオーバーで(ハンドポインター)の出る行事には写真があります。 (写真やコメントは過年度のものです)

別冊 「ライラック開花」

~ 園庭にすてきな仲間が増えたよ ~

  西山製麺さんからいただいたライラックの苗

3回目の冬囲いの衣を脱いで、暖かい日差しを浴び、子ども達とライラックの木とどっちの背が伸びたかな~と覗いて見ると・・・

別冊 あそび & 食育 はこちらから
別冊 「食べるって楽しーよ」

~ 育てる→育つ編 ~
      栄養士のつぶやきパート1

自分たちの手で食べもの育てに挑戦!野菜が育つと子どもたちの心も育つ。
命の恵みをいただくことで感謝の気持ちも育つ…。

別冊 あそび & 食育 はこちらから
別冊 「~ふれあい~ 異年齢児との交流編」

 当たり前の保育園の風景が、思わずホッとして微笑んでしまう場面がたくさんあります。
小さくても年下のお友達がいると、お兄さん、お姉さんの意識が見られ、大きなお友達は、自分が大きいことに自信を持ってお手伝いをしてくれます。そんな子ども達のなにげない「ふれあい」の風景です。

別冊 あそび & 食育 はこちらから
別冊 「もう一つの生活発表会」

絵本の世界は子ども達に無限の可能性を差し出してくれます。

生活発表会での演目とは別に、わくわくの展示をご紹介。入り口には、ノンタンが待っていて・・・・

別冊 あそび & 食育 はこちらから
別冊 「年長さんの食育」

年長さんの食育への取り組みをご紹介

菜園や園庭のクリの木など自然の恵みから、いろいろな食育に取り組んでいます。

別冊 あそび & 食育 はこちらから
食育 「お箸の国を制覇だ!編」 Ⅰ

箸の正しい持ち方や使い方をどのように伝えていますか? 保育園では、2才児クラスで箸を使って食べられるように練習を始めます。

ままごとあそびの中から身につけていきます。 いろいろなスポンジを卵やハムなどのお料理に見立て、お箸で「つまむ」「はさむ」お皿に乗せて「いただきま~す」と、もぐもぐおいしそうに食べるマネをしています。
食育 「お箸の国を制覇だ!編」 Ⅱ

上手に使える子は、お友達に「こうだよ」と教え、助け合いながら挑戦! お部屋がシーンと静まりかえるほど、真剣、しんけん・・・。 出来たら、嬉しそうに「できた!」「つかめた~」と明るい声が響きわたります。

ワイワイとみんなで楽しく日本の文化に触れ、作法を身に着けていきます。
食育 「お箸の国を制覇だ!編」 Ⅲ

箸の持ち方や使い方がわかると、お食事の時間に本物の箸で食べます。意欲的にちょっぴり自信に満ちた顔で食べていますよ。
食育 「お箸の国を制覇だ!編」 Ⅳ

箸の上手な子に刺激され、「自分も!」と練習を始めます。食べることは一生のお付き合い。マナーをしっかりと身につけて、おいしく、楽しく、食材の恵みに感謝していただく。「お腹すいた~」「あ~おいしかった」何より食材が喜んでくれる言葉ですね。
異年齢児とのふれあい
~ 園庭は解放感いっぱい! 元気いっぱい!! ~

元気いっぱいの子ども達は、広い園庭で何をしようか、
考えたり、園庭での変化を発見する博士です。

まずは、この解放感!!何だか体がムズムズ・・・
0.1才児の小さいお友達が走り出します。
「ふーっ  ひと休み~ 栗の木の下は涼しいよ」
「あ~ 気持ちいいなぁ」
  
大好きなアンパンマンとあそぼうと思ったら、大きいクラスのお兄ちゃん、お姉ちゃんが園庭に来たよ。 「やっほ~」「待ってたよ~」大きな声で呼び、手を振って歓迎をします。
2才児のお友達も「お待たせ~」とやっぱり走り出す。「体が勝手に動いちゃうんだよね~」目を輝かせて、全力疾走。走る、走る。

3才以上の友達も園庭に来たよ。
「やっぱり、最初は走らなくちゃね!」
「体力モリモリだからねぇ」

異年齢のふれあいを通して、元気にあそぶ子ども達です。
異年齢児とのふれあい
~ カプラであそんだよ。「目指せ!世界一のタワー」 ~

子ども達が大好きな組木のおもちゃ。
1才児と2才児のお友達が「自分たちでつくる!」と
気合いが入り、いざ挑戦!!
力を合わせてタワーつくり はじまり~
みかん組(2才児)のお友達は、
「そーっとね。 そ~っと・・」「がんばれ~ もう少し」と、
いちご組(1才児)のお友達に声をかけ、1才しか違わな
いのに、崩さないようにと教えてくれる行動に、目がキラ
キラ。あこがれの視線で見つめています。
  
3才以上のお友達が加わると、大きなタワーがすいすいと
組み上がり、「こうすると、いいんだよ」と教えてくれます。
一つひとつ完成に近づくたびに、やったーっ!!  手を握り合って喜びます。

「さすが~」と感心していたら・・・
「あっ!」タワーが崩れてしまいました・・
「ごめんね。 もう一回作ろうよ」と 優しい声掛けに、
またチャレンジ!

     友だちとあそぶって楽しいね ♪♪
園庭でのびの~び

広~い芝生の園庭で、子どもたちはいつも裸足で走り回って
遊んでいます。
3~5歳児さんは運動会に向けて玉入れごっこ。
保育士が背負ったカゴに玉を入れます。
逃げる保育士と玉を入れようと追いかける子ども達。
どちらが早いかな。

やっぱり子どもの『若さ』には勝てない?
いやいや、まだまだ負けないと保育士(笑)
0歳児さんは、木陰で外気浴。大きな栗の木が暑い日差しを和らげて
心地よい風を運んでくれます。保育士と向かい合って『ふれあい遊び』。
園庭はほのぼの~とした空間に変わります。
園庭でのびの~び

豊かな自然に囲まれた《まごころ保育園》には、時々小動物や虫たちが遊びに来てくれます。園庭に面しているお部屋の前のプランターでは、なんと!蝉が孵化(うか)。その瞬間を目撃しました。
まさに命の誕生に子ども達は興味津々。

栗の木の幹や葉を見ると、そこにも沢山の蝉の抜け殻が
くっついています。

     早速、図鑑を開いてみんなで調べました。
     まだ全身が白っぽく・・・
     悩みながらコレだ!と目がキラリ☆_☆
                            あれれれ・・新しい蝉の誕生の瞬間にバッタリ遭遇。
調べた結果、蝉の種類はエゾハルゼミとわかりました。
活きている『図鑑』がすぐそばにあるって素敵ですね。




~成長したね 経験を積む大切さ~

 運動会は、雨のため30分の開始時間延期のご協力をいただき、ありがとうございました。お陰様で暑いくらいの晴天になり無事に最後まで終えることができました。
 その運動会では、世の中「いつも」のようにならないのが本番の醍醐味でしょうか。勝ったり、負けたり一喜一憂する。その感情の変化が後々の子ども達の心の成長に繋がっていくのでしょうね。子ども達は、勝ち負けや良いか悪いかの白黒をハッキリとした結果を求めてくることがあります。運動会を通して結果だけでなく、練習することを覚え、自分のしたい、できる目標に向かい少しずつ成功していく中で、最後まで諦めない。自分が良ければいい訳ではない。力を合わせる大切さや仲間がいることの楽しさ、嬉しさ、我慢すること、特に年長さんは、自分の気持と相手の気持ちの違いに気づき始めています。「心が育つ」ことは、周りのことを考え、自分がどうしたいか、どうしたら良いかを考える力が出来てくること。嬉しい、悔しい感情や良し悪しだけではない複雑な気持ちが芽生えてくることですよね。運動会や遠足、夏の水遊び、散歩や日々のあそびや仲間とのふれあいを通して、みんな、みんな大きく心が育っています。
 そして、体も大きくなりましたね。さくらんぼ組、いちご組のお友達は、毎日ハイハイで階段を何度も昇り降りするうちに体力がしっかりでき、転んだ時に手が出るようになってきました。憧れのみかん組のように歩いて階段を利用したい気持ちが一杯ですが、毎日の繰り返しの中で「危険回避」する力も育っているようです。ぜひ、送迎時歩きたい我が子にもう少しハイハイでの階段運動のご協力をお願い致します。みかん組は、生活面でも成長幅がものすごく大きい年齢です。走ることもできるようになり、散歩コースも随分長い距離を歩けるようになりました。常に走り回っている子ども達の元気な源の食事も、モリモリと食べられるようになってきました。たてわりのお友達よりも食欲旺盛です。
 遠足では、3才児のお友達も上野幌西公園まで元気に歩くことができ、4,5才児はいろいろな問題をクリアし喜び、みんなで思いっきり楽しむことができましたよ。夏にこんがりと日焼けした肌に加え、背が伸び体重も増えてきました。心と体がバランスよく成長していくことがなによりですね。さぁ冬に向けて寒さに負けない心と体を作っていきますよ。

2017年10月

うんどう




~ 運動会、行事を乗り越えて得るもの ~

 「にんげんはねぇ 人から点数をつけられるために
       この世に生まれてきたのではないんだよ
          にんげんがさき 点数があと」
                         ~作:相田みつを~

 この詩を知っていますか? 人は、得意なことがあり苦手なことがある。がむしゃらに練習しても上手くできないこともある。一人ひとり違うからこそ人。点数で人を評価しちゃいけないなどの意味が込められているそうです。幼児期だからこそ、のびのびと苦手意識を持たないで何事にも挑戦してほしいと願います。良い点数を取ることがすべてではなく、結果につながったプロセスも大切だと思うのです。特に運動会は、勝ち負けがはっきりし、得手不得手が見えやすいですね。だからこそ、勝って嬉しい・負けて悔しい気持ちが芽生えやすいのですね。勝った人がいるという事は、必ず負けた人がいるということです。
 保育園では「最後まであきらめない」姿や心を大切にした運動会を目指しています。運動には、一人ひとりの頑張りが重なり連携し「大きな力」となり発揮できる魔法があるようです。みんなの努力が一つの力になり、達成感が生まれる。達成感を味わうと心が晴れ晴れとし、満足感につながる。心は満たされている時こそ深く広くなります。子ども達の頑張りを点数や物で評価せず、頑張ったことを認めて褒めてあげてくださいね。最後まであきらめず頑張ったご褒美は、お母さん、お父さんの暖かいギューの抱っこ。これが一番のプレゼント。心がグッと育つ瞬間です。得手不得手があるように、頑張る力の大きさも様々です。小さなお友達も慣れない環境の中で泣きながら、立ち尽くしながら、自分の力を発揮しているのです。間違えなく、みんな精一杯頑張っているのです。育ち合いの姿をぜひ、見守っていきましょう。
 ご家族の暖かい応援やたくさんの拍手がなによりもの子ども達のパワーとなります。ぜひご協力をお願い致します。感動をみなさんで共有しましょう! 今年こそ絶対に晴れますように・・!!

2017年9月

げんき!



~子の気持ち 親の気持ち~

 お迎えの際、金魚をじ~っと観て帰る子ども達がたくさんいます。先週末1匹の金魚が水底で苦しそうに横たわっているのを子どもが見つけてくれました。毎日しっかりと金魚を観察していたのだと嬉しく思いました。金魚はすぐに隔離し、水槽をきれいに掃除しました。残念なことに元気のない金魚は死んでしまいました。年長さんがお墓を作り手を合わせ葬ってくれました。園庭の一角は、毎年カブトムシを葬りたくさんの小さな仲間が眠っています。「命の重さ」を知ることはまだまだ子ども達には難しいですが、少しずつ感じてほしいと願います。『上野幌東小学校から頂いた金魚だよ』と年長さんが大切に餌をあげ、水槽の掃除や水の取替もしています。元気に泳ぐ金魚達に声を掛けるなど「かわいい」という気持ちが芽生えているようです。カブトムシには申し訳ありませんが、金魚の死はカブトムシよりも確実に子ども達の心に淋しい感情を育ててくれました。
 小さな命が教えてくれたことにちゃんと向き合っていきたいですね。子ども達は、元気に「あのね!金魚死んだの!」と話すかもしれません。言葉のトーンが高く元気に話すと淋しそうに感じないかもしれませんね。でも、精一杯の表現かもしれません。その言葉に大人は悲しそうに「そうなの?かわいそうだね」と会話を重ねてほしいと思います。その積み重ねが感情「悲しいという言葉=気持ち(悲しい)が繋がっていくのです。同じ思いに気づく、そうなんだと感じることは大切な事です。
 最近は、年長さんが水槽を覗くと金魚が近づいてきます。お世話をしてくれる人がわかるのでしょうか。子どもは、全てのものに命を吹き込みます。想像,空想の世界です。ぞうが話したり、椅子が話したり、人と同じ感覚です。金魚もきっと心があるのではないかと私も思うのです。「いつもありがとう。今日も元気だよ。キミは?元気ないよ」なんて。大人は現実を見つめ子どもは想像の世界が好き。想像できることは素晴らしいことです。体験したことや見たり聞いたりして覚えたことからいろいろな想像の世界へとつながるのです。
 いつからだろう?子どもの気持がわからなくなるのは。でも、大人は子どもの先輩。必ず「子ども」を経験しているのです。親の気持は子どもが大人になった時にやっとわかります。子どもの気持ちに気づけるには、子どもに返って考えてみると良いかもしれません。理解し→認め→導く→褒める→嬉しい→達成感・充実感を何度も経験することで、心が豊かに育っていくのではないでしょうか。いけない事は毅然と知らせることも大人の仕事です。
 金魚が教えてくれた心育ち。親と子、それぞれの「気持ち」に向き合うことは大切なことですね。

2017年8月

ともだち



~子どもらしい子ども・・それが1番!~

 保育参観での一人ひとりの子ども達の姿には、さまざまなようすが見られ、0,1,2才児のお友達もご家庭のみなさんのお顔は見えないものの何かいつもと違う。見られている感覚・・と思っている。と思うでしょう? 実は何だろうとご家庭のみなさんを逆にジーっと見ていたのです。子ども達はよ~く見ています。だから、普段と違うとすぐ気づくのですね。そんな我が子の姿に「あ~みんなと遊べてる」「見つかったかな。泣いてる」「ちっとも動かないわ」などいろいろな思いで一喜一憂していらっしゃいませんでしたか。

 子ども達は、小さくてもちゃんと考えているのです。「なんか面白そう!」と遊びに参加。「あれっ!どうやるの?」と観察。「今はこれしたくないな」「先生一緒にやって」と自己主張。さまざまな姿を見せてくれます。それが成長発達です。個性があって当たり前です。お子さん同士同じ姿が正解ではありません。自分を出す。考えることが大切なのですね。

 また、3才以上のたてわりクラスでは、「夏祭り」というテーマでお祭りに売っているものをみんなで話し合い、作る物を決め廃材などを利用工夫して一人ひとりの個性あふれるグッズが売り出されました。売り手には年長にじ組さん。買い手はほし組、つき組さんになり準備が進められました。この1つの「保育活動」が、今「教育」と言われる一つなのです。活動するために保育士が計画(保育)を考え、引きだしていく。「お祭り」に行ったことのある思い出からどんな様子かを「考える」「思い出す」「調べる」ことを導き、制作活動へ。作っている時は、さまざまな子ども達の発想を大切にします。本物と違っても、そこには子ども達の「理由」があります。さてお祭りの物の売買にはお金が必要です。簡単な数を数える、足す・引くという数遊びを通して覚えるのですね。品物がほしいけれど売り切れで買えない!ということもあったかなと思います。手に入らなかった残念な気持ちと我慢する気持を覚えていくのですね。成し遂げた結果があって経験となるのですね。

 子ども達は、0歳から年長児までそれぞれのペースでの発達段階があり、いろいろな遊びの経験を通して次へとステップアップしていきます。これからも「共育て」「共育ち」を大切に、力強い保護者のみな様の後押しをお願いしながら、手を取り合いていねいで暖かい保育、「今」を大切に、助け助けられる子育てを一緒に。

2017年7月

けんしん



~ 子どもの育ちに寄り添うこと ~

 北海道で一番過ごしやすい6月。新緑の美しい時期ですね。そろそろ新しいクラスに慣れ、本来の姿を発揮し始める時期です。子ども達は好奇心の「目」でいろいろな物事を見ています。その好奇心の目に「芽」が出始め探索することで、茎や葉ができ、成長へと進んでいきます。幼児期で大切なことの一つは、「経験をする」ことです。0才から年長さんまでにどれくらい経験を積んでいるかで、その後の心身の幅が変わってくるようです。

 いろいろな色・形・素材を見る・においをかぐ・触れる、これが五感の育ちの始まり。そこからなめてみる・ひっぱる・破る・こねるなど、見る⇒考える⇒実践する⇒経験となっていくのですね。その積み重ねから足が動くことを知り、這う・立つ・歩く・走る・スキップ等進化していきます。手もそうですね。触る・握る・持つ・つかむ・つまむなど細かな動きが出来るようになります。それと同時に心育ちもします。自分とは違う「人」(最初はママ・パパですね)に気づく・言葉・感情などが育ち「何度も同じ経験を積んでいく」ことで出来ることの幅と心が広がっていきます。成長へ向かっていくお子さんの姿を無意識に大人が遮断していることがあるそうです。

 研修会でこんなお話を聞きました。例えば、夕食後に子どもが「お菓子を食べたい!」と言った時「今は食べる時間じゃないからダメよ」とママ。すると「食べたい食べたい!」と駄々をこねてひっくり返り泣き出す。「泣いてもダ~メ」とママ。でも、最後にお菓子を差し出してしまうと約束は成立しません。それが積み重なると・・約束の守れない子になりますね。でも、泣き止んで納得できた時は、褒めることを忘れないでお菓子は無し!と話していました。約束やルールを破っているのは実は大人ということもありますね。子どもはどっちが正しいのか脳の中で悩み身近な大人の言う事が正しいと受け止めるそうです。「いやだいやだ」や駄々をこねるのは、成長段階の大切な行動。それを遮断すると中学生頃にキレやすい子の要素を多く持つそうです。また、肌に触れることの安心感、ギューや抱っこ、痛いところをナデナデし「いたいのいたいの飛んでけ~」は昔からの大切な安心感なのですね。そうは言っても「いやいや」に付き合うのは一時期とはいえイライラし疲れますね。大切な子どもの育ちを大人みんなで一緒にスクラムを組んで、「ゆとり」にかえていきたいですね。

2017年6月

せみのぬけがら



~ 心と体が育つ『経験』を大切に ~ 

 今年は雪融けが早く、園庭の芝生も緑色になり始め、子ども達の大好きなワラジ虫が元気に散歩する姿が見られはじめました。道端の雑草が芽吹き、花のつぼみも膨らみかけています。園庭の八重桜はまだまだ寒そうにしていますが、枝には小さな芽が顔を出し始めています。小さな変化に気づき、立ち止まり、額を寄せ合って会話が弾む。季節の変化を楽しむことは、「心にゆとり」がないと気づかずに通り過ぎてしまいますね。

 「経験する」という言葉を保育園ではよく使いますが、いつも目新しいことに挑戦するということだけではなく、生活の中で起きているできごとに、注目し、立ち止まり、観察していると、前には気づかなかった発見をすることがたくさんあります。その変化や気づきを記憶していくことが経験につながるのです。子どもの吸収力や記憶力は素晴らしいです。その力をもっと研ぎ澄ますには、生活の中で何度も何度も見て聞いて触って、目、耳、手足や体全体、そして心で記憶していくことが「力の礎」となります。保育園という子どもの集団社会の中で、身についていくこと、いろんなことに挑戦しようとすること、良いことやいけないことの分別がついてくること、小さな発見や変化に関心をもつこと、元気一杯体を動かすことで、手先や足裏、体の機能が発達し、運動遊びをする心地よさを感じること、虫や草花、小動物に関心を持つこと、まだまだたくさんの未知のことを知り、覚え、興味を持つことが「経験」となり、次のステップへと子ども達は成長していくのですね。友達の存在に気づき、一緒にあそぶことの楽しさや心地よさを感じ、自分より小さい子に優しくでき、お世話をしようとする。保育士のお手伝いも意欲的にしようとする。約束やルールを守れるようになる。子ども達は1年間で、ものすごい量の知識を獲得していきます。

 子ども達が寝ている時、寝返りや動き回りませんか?それは、起きている時に頭や体で経験した疲れをほぐしているのだそうです。夜泣きは、たくさんの刺激を受けた脳が興奮した疲れのあらわれともいいますね。小さな体で明日の自分を元気する〝術“をちゃんと身につけているのですね。心と体がバランス良く成長できるようにたくさん経験を積み重ねていきましょう。まずは、春の自然に気づき感動したいですね。

2017年5月

つくし



~ のびやかに たくましく すこやかに やさしく 大きくな~れ!~

 8名のかわいいお友達が仲間入り。ようこそ!どうぞよろしくお願い致します。そして、62名のお友達が進級しました。おめでとうございます。70名の仲間と新年度スタートです。どうぞよろしくお願いします。

 つい4日前に11名の新1年生が元気一杯に卒園して行きました。背中を見送る保育園は、淋しさと嬉しさと複雑な気持ちですが、あそびに帰って来てくれる日を楽しみに、ずっと応援しています。輝く未来に自信を持って前に進んでほしいな。

 保育園の理念の根底には、「人だけでなく、動物、植物、建物、自然、物も全てに暖かい心と環境を大切にする。そういう人になってほしい」「あたたかい」とは、全てという意味があり、理事長は「暖かい」の漢字を使います。保育理念の4つの言葉「のびやかに」「たくましく」「すこやかに」「やさしく」の中にも「暖かい」保育が込められています。優しい、素直、正しい、厳しいなどのいろいろな状況や心情を経験し、挑戦し、考え、時には失敗もしながら、たくさんの気持ちが育っていくこと、いっぱい遊んで、たくさん食べて、ぐっすり眠り安定した生活の中で、丈夫な体を作っていくことで「考える源」へと繋げていき、心身ともに元気一杯に、人、もの、すべてに暖かく優しい心がすくすくと育ってほしいという思いが込められています。

 子育ては、みんなで力を合わせ、見守り、ご家庭と保育園と一緒に考え、子育ての方向を同じにして「共に育て合う」ことを大切にしています。周りの大人が同じ目線でいることで、子ども達が心身ともに安心して成長へとつながっていきます。手を取り合い保護者の皆さまと共に育ち愛(合い)していきましょう。そして、子ども達一人ひとりの持っている力を出し合い、探究心をたくさん持ってのびのびと楽しく保育園生活が送って行けるよう、暖かい笑顔があふれる保育を目指し、職員一同力を合わせてまいります。 さぁ、新たな環境の中で子ども達はどんな発見をしていくのでしょうか。泣いたり、時にケンカも大切。笑い合ったり、喜んだり、競い合ったりしながら次へスップアップしていきます。子ども達の持っている「力」を信じてあげましょう。そして、たくさんお話しを聞いたり、困った時は、「大丈夫よ!」ギュッと抱きしめてあげることが、何よりのおまじない、心の絆創膏です。今年度は、どんな感動のドラマが生まれるでしょうか。ワクワク、ドキドキ・・。楽しみがいっぱいです。

2017年4月

園庭に芽吹くふきのとう



~ 少年よ 大志を抱け!~

 月日の経つのは本当に早く卒園と進級の季節がやってきました。11名のにじ組さんとのお別れがあります。一日一日と小学校へ行く期待から自信を持って行動し、小さなお友達の手伝いや優しい姿がたくさん見られています。お当番活動にも力が入り、一生懸命取り組んでいます。その反面、この先の未来はどうなるのだろうと不安な気持ちや友達とお別れする淋しさが入り混じり、けんかや涙することが増えるなど、6才の心は複雑にいろいろな感情と戦っているようです。それが、「成長」なのでしょうね。その姿をジッと見ている後輩の子ども達。特に次に年長になるつき組さんは、「憧れ」の眼差しでしっかりと観察をしています。今年の年長さんは、芯の強い女の子と天真爛漫な男の子というイメージでしょうか。みんなとても優しい心をたくさん持っている暖かで素敵な11名です。

 北海道にはクラーク博士が「少年よ 大志を抱け!」と札幌農学校の教え子さん達に贈った有名な言葉がありますね。この訳語の後に続きの文章があるようです。
「・・・しかし、金を求める大志であってはならない。利己心を求める大志であってはならない。名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。人間としてあるべき すべてのものを 求める大志を抱きたまえ。」という訳があるようです。
 人としてシンプルに生きること、夢をあきらめず、前へ進むこと。自分のしたいこと、こういう自分でありたいと思うことはとても大切なことですよね。自分に負けないためには、「努力」を忘れないことだと思います。努力すれば報われるのではなく、努力の向こうに夢に手が届く扉があるのだと思うのです。その扉を開けられるか、あきらめるか・・。ぜひ、未来ある子ども達には、前向きな心をたくさん持って、自分の人生に輝く虹色の橋を架けてほしいと願います。

 この季節になると、まごころ保育園は、いつでも心のふるさとでありたい。在園している時だけでなく、卒園しても思い出して遊びに来てほしい。「まごころ」らしさは変わらずにいること。ホッとできる場所であり続けたいと振り返ります。私達職員も、保護者のみな様の変わらない暖かさにいつも感謝しております。いつでも一緒に手を取り合い子ども達の応援団でいましょう。

11名のにじ組さん。卒園おめでとう!みんな大好きです。
さぁ!一歩ずつ自分の足で前に進もう!!
自分の力で夢の扉を開けられるように!
そして次に続く後輩の子ども達も・・。
みんな!いつでも応援しているよ!!

2017年3月

祝!卒園


~振り返り・・そして前へ~

 「今どきの若者の特徴」は、「任されたことを精いっぱいやろうとする。一生懸命だからこそ失敗したくない。」と思う人が多いと聞きました。なんて素晴らしいと思いますね。社会人になろうとする年齢を対象にした話ですが、実は子ども達にも当てはまると感じました。
 まだまだ未分化な子ども達ですが、普段は失敗してもへこたれず、逆キレするくらい主張もします。何度も何度もくじけずに納得いくまで挑戦するそれが子どもです。でも最近は「イザ!」という時、例えば大きな行事でしょうか。プレッシャーに押しつぶされそうな姿や、失敗が嫌でできるまで練習に入らず覚えてから始める。そんな姿をふと思い出しました。「そのままでいい」と思うのですが、子ども達は頑張るのです。一生懸命に。

 失敗はするよりはしない方がいい。でも、失敗の中にたくさんの可能性が秘めています。「あ~ダメだった」「もう1回できたら」「○○ちゃんはすごいな」その時は反省の嵐ですね。時間が経つと反省が、「次は頑張ろう」「またやってみよう」「もうしない!」と思うこともありますね。きっと誰もが失敗の後には前向きになる強い心が育っているのです。 前向きになれないのは、失敗の経験が少ないからかもしれません。できるはずだった自信が音を立てて崩れ大きく落ち込む・・。その時の辛い、悲しい、恥ずかしい、もどかしい、いろんな負の気持ちが本当は心を強くします。そして解決の方法を見つけ、褒められることや認められることで自信へとつながっていきます。
 失敗をたくさん経験すると、同じ気持ちを態度や言葉で伝えようとする。黙って応援するなどその時の気持ちを共有し人に寄り添える力が備わるのですね。そして、こうしたら上手くいくかもと挑戦する気持ちも芽生えます。たくさんの経験を通して感じたことが次への原動力になる。経験したことを考え、行動し、そして振り返る。これでよかったのかな?まだまだ方法があるかな。その思いを次に生かす。生かすために成功と失敗を繰り返し、そして自分らしい考えを持つことができてくるのでしょうね。

 2月は、保育園も1年間の振り返りの時期に入ります。今よりも、もっともっと暖かい保育を目指して職員で失敗を次に生かす話し合いをします。
 子ども達にも、いくつもの成功と失敗経験を通し這い上がろうとする強くて、優しくて、たくましく、のびのびとした暖かい心の土台を作り、どんな嵐にも揺るがない大きな樹になってほしい。今度の実りの時期には、どんな色のどんな味の実をつけるかな。時々振り返り、考える。人生には無駄なことはない。すべてが肥料となります。私たち大人も大地にしっかりと足を踏ん張り、子ども達を支えていきましょう。一生懸命が輝くように。

2017年2月

雪あそび



~新年だから改めて思うこと~

 年明けに神社参拝へ行くと素敵な家族に出会いました。着物姿の小さな女の子とその後ろからお姉ちゃんとお父さん、お母さんも着物を着て参拝していました。2人の女の子の顔は、着物を着ている嬉しさと誇らしげな顔がとても微笑ましかったですよ。羽織、袴姿の犬にも出会い大笑いしました。新年『笑い初め』でスタートでき、今年は素敵な年になる予感がします。

 年々お正月らしさが少なくなり、門松など見かけないですね、お店も普通に開店しているので、おせち料理も作らなくても困らなくなりました。都会ほど季節感が薄くなっているように感じます。 子ども達はいろいろな経験を蓄積しながら物事を正しく判断できる行動や人の気持ちに気づき、コミュニケーション力が育ちます。「当たり前」だったことが「知らない」世の中になり、どう対応してよいかを見極める力が身につきづらいですね。また、行動を起こさなくても物があふれ情報もすぐ入手できる時代です。子ども達には、何もなくても生きる力を身につけてほしい。考える力を培い、心身共に豊かに育ってほしいと切に願います。日本の文化にもたくさんふれてほしいですね。

 あるテレビ番組で「好きと好き勝手」は違う。嫌いなものにも挑戦し、努力することを避けない。夢に向かうことは努力が必要。気づかれないような小さなことほど、手を抜かずにコツコツと行うことが大切。人生には、失敗も含めて無駄な経験はない。諦めてしまうとそこで終わってしまうが、少しずつでも努力することが成功につながっていく。
 そして夢が達成できた時、人はほっとして力が抜けてしまうが、叶った時こそが次のスタート地点。常に目標を持つことが自分を進化させていくと話していました。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、このお話しが胸に響き、考えさせられました。

 とは言え、なかなか続かず挫折や諦めてしまうことも多いですよね。大きな目標へ向かうか、小さな目標を一つずつ達成していくかは、人それぞれの考え方ですが、大人は子どもの良き先輩であり、常にお手本です。いつも良いことばかりするということではなく、失敗したこと、そこから立て直したこと、時には、良くないと思うこともあえて見せ、子ども自身で考え、行動できる力をつけていくこと。耳から話を聞くだけでは想像できず、目で見て体験すると「実感」し、心が揺さぶられ豊かな人へと進化していくのです。

 周りの大人がスクラムを組み、将来に希望を持ち、「未来の宝」の応援団になりましょう。そして保護者の皆様と一緒に、力を出し、手を取り、声を掛け、そして、育ち「合い」を大切に、暖かさの中で、今年も元気一杯に保育に取り組んで参ります。

どうぞよろしくお願い致します。

2017年1月

文化にふれる


~行事って何?そこから得るもの~

   保育園の1年間には小さな行事から大きな行事までたくさんあります。終わったばかりの生活発表会。感動の日でしたね。子どもたちは行事参加するために、いろいろな準備や練習に時間をかけていきます。行事にはそれぞれに目的や意味がありますが、それに向かっていく「過程」がとても大切なのです。日々の生活の中で、言葉や表現あそびの発達の姿を一つの形にして作り上げていきます。

 毎日の「絵本の読み聞かせ」を大切に、場面切り替えの時やあそぶ前や昼寝の前など、いつでもいろんな絵本を保育士は読んでくれます。そこから「ことば」や「表現」を引き出すあそびへと展開していきます。小さいクラスは、歌や手遊び、リズムなど保育士の真似をすることから自分たちで出来る表現を体やことばを通して行います。大きいクラスは、そこに意味のある身振り手振り、セリフを覚えて言う、役になりきる。楽器や曲に合わせて踊る、わらべ歌などいろいろな遊びを一つの形にしていきます。日々の生活の中で経験したことが表現する力になっていくのです。

 体を動かしたりブロックなどで作って遊ぶ。ごっこ遊びでなりきる。いろいろな素材を使って製作遊びをする。楽器に触れる。保育士のお手伝いをする・・・数えきれないたくさんの経験を何度も積んでいくことで「ものごと」や「ことば」「その意味」を覚えていきます。日々の生活の中で遊びを通して何度も経験することがとても大切で、表現する力、記憶の力、工夫の力、話し合う力、頑張る力、そして力を合わせる「力」が芽生えるのです。友達がいるから、「ドキドキ」しても一緒にできる。仲間がいるから力が出る。「あ~おもしろい」「またやりたいね」とつながりが出てくるのですね。特に年長さんは、セリフやナレーター小さいクラスの紹介。楽器に手話、小さいお友達のリード役と何役もこします。素晴らしい力だと思いませんか。
 子どもの感性は本当に素晴らしい!たくさん感じられる子どもになってほしい。できなかったことを指摘するよりも、何役もこなして力を尽くしたことを認め、たくさん褒めてくださいね。それは、心の中でずっと輝いているご褒美なのですから。小さなベテラン役者さん達、感動をたくさんありがとう!


素晴らしい力
2016年12月



~子育ては素晴らしい!~

 急に気温が下がり、子ども達の大好きな雪もチラホラと降り始め、いよいよ冬将軍がやってきますね。北海道は四季がはっきりとして子ども達にはとても良い環境ですね。環境と言えば、先日研修会でこんなことを教えてもらいました。

 1日にお子さんをどのくらい抱っこしていますか? どのくらい抱きしめていますか?
どのくらい手をつないだり、肌を触れ合っていますか? どのくらい目を合わせてお話をしていますか? 抱っこや肌に触れることは、精神的な支えになり情緒を包み込むのだそうです。脳科学でいうと前頭葉が発達して幸せ感が充実し五感の発達につながり、感性や感情が豊かな人になるということでしょうか。その一つの基が「肌に触れる」というお話でした。

 目を見て話す。子どもの言葉に反応する事が脳を刺激し豊かな感性が作られてくるのだそうですが、その大事な時期に電子機器、スマホなどに目が向いているという事はありませんか?

 子どもは、話しかけても反応がなければ話すことや反応することを止めてしまうそうです。お母さんお父さんが笑うと子どもは絶対笑います。嬉しい、楽しい、それでいいという幸せ感が心を育てていくそうです。でも、いけないことをしたら叱りますね。「叱る」は「怒る」ことではありません。怒るは感情が入ってしまうのです。怒鳴ることでもありません。いけないことをいけないこととしっかり伝えること、正しいことを知らせることが「叱る」こと。

 難しく考えないでくださいね。私達大人もみんな昔は子どもだったのですから。自分も小さい頃こんなだったのかな。なんて思うとちょっと許せたり笑えたりするものです。不安やわからないことがあった時は一緒に考えましょう。一緒に子ども達の成長を喜び合いましょう。子育ては素晴らしい!「大丈夫 大丈夫!」みんなみ~んな素敵な子ども達ですよ。 子育てのこんな言葉も教えてもらいました。「子育て四訓」というそうです。

乳児はしっかり肌を離すな   幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな  青年は目を離せ 心を離すな

2016年11月

だきしめて